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インディーズゲームの小部屋:Room#41「Gundemonium Recollection」
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印刷2008/05/09 12:05

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インディーズゲームの小部屋:Room#41「Gundemonium Recollection」



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 個人/サークル単位で制作されたオリジナルゲームを紹介する「インディーズゲームの小部屋」。第41回は,ゲーム制作サークルPlatineDispositifの「Gundemonium Recollection」を取り上げる。本作は,雨あられと敵弾が降り注ぐ弾幕系横スクロールシューティング。高難度になると,もはや目も当てられない状況になってしまうが,実は初心者でも十分に楽しめる懐の深さを持ったゲームだ。

 18世紀初頭に人類にもたらされた6個の賢者の石,マトリクス。マトリクスの力により人類はかつてない繁栄を手にしたが,その代償として異世界勢力デモニウム群の脅威に晒されることとなった。人類側の反攻により,その脅威は克服されたかに見えたが,やがて来る決戦のときに備え,高難度のミッションを擬似経験するためのシミュレーションシステムが開発された。それが,プロジェクト・ガンデモニウム・リコレクションであった……。

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 ということで,この戦闘プログラムによる擬似戦闘を戦い抜くのが本作の目的。ガンデモニウム群とやらが何者なのかは分からないが,ウサギだったりバニーガールだったり,ひらひらのドレスを着た美少女だったりと,とにかく可愛らしいのは間違いない。まあ,だからどうしたと言われるとちょっぴり困るが。
 プレイヤーはゲーム開始時に,武装固定の「エリス」もしくは,武装がカスタマイズ可能な「アール」のどちらかのキャラクターを選択できる。エリスとアールでは,まったく異なる武器を装備することになるのだが,プレイを始めたばかりの人はゲームシステムに慣れるために,まずは武装固定のエリスで挑戦するのがいいだろう。

 キャラクターの攻撃アクションは,主に「ショット」「マナアクション」「ボム」の三つのボタンで行う。ショットとボムは,一般的な縦スクロールシューティングのそれとほぼ同じもの。マナアクションは,マナゲージを消費して行う特殊攻撃だ。これらの攻撃は装備した武器によって性能が変化し,使用キャラがアールの場合はそれぞれ4種類の中から自由に組み合わせを選択できる。ちなみに,装備した武器によってキャラの外見がちょっぴり変化するので,単純に見た目の好みで選ぶのも,まあ一つの方法としてはアリかもしれない。

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 本作の特徴は,横スクロールシューティングでありながら,もの凄い量の弾幕が降り注いでくるという点にある。本作では,上手なプレイをするほどゲームの難度がアップし,それに伴ってますます敵の攻撃が激しくなる。ゲーム難度は,素早く敵を撃破するなどのプレイで上昇し,敵弾に当たったり,ボムを使用したりすると下がるので,うまく調節して自分の腕前に合った難度を維持しよう。また,自キャラの大きさに対して,当たり判定は非常に小さく設定されているので,落ち着いて回避すれば意外と何とかなってしまう場面も多い。さらに,ボスキャラを含めて敵キャラ自身には当たり判定がないことも覚えておこう。

 極めようとすると,途方もなく難度が跳ね上がる本作だが,一番簡単な「NOVICE」レベルや,その一段階上の「REVISED」レベルまでならば,シューティング初心者でも十分楽しめる。爽快なシューティングゲームを求めている人に,ぜひオススメしたい作品だ。PlatineDispositifの公式サイトでは,エリア1(ステージ1)がプレイできる動作確認版が配布されているので,興味を持った人はそちらをお試しあれ。また,製品版は1470円(税込)で発売中だ。

■PlatineDispositif公式サイト
http://www.murasame.com/

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