HOME> ゲーム> ケイブのリアルショップ“ドキッ!ナースだらけのケイブ祭り”にベイシスケイプの並木氏らが登場
●弾幕アートなど、ならではの展示物も
2008年12月27日、東京の秋葉原にあるアミューズメント施設“TAITO Hey”にケイブのリアルショップ“ドキッ!ナースだらけのケイブ祭り 〜ポロリは?ピーポーピーポー〜”が1日限定でオープンした。
会場では2009年1月発売予定のアーケードゲーム『怒首領蜂大復活』のサントラCDの先行販売を始め、『デススマイルズ』、『エスプガルーダII』、『ケツイ』といったケイブを代表するシューティングゲームに関連したグッズがズラリ。また、2009年春に発売が予定されているXbox 360版『デススマイルズ』の体験コーナーや、シューティングファンならグッとくること間違いなしの“弾幕アート”なども出展されていた。
▲サントラCD、ポスター、Tシャツなどを1日限定のリアルショップで販売。いずれも売り切れ続出となっていた。 |
▲ケイブのシューティングと言えば弾幕と呼ばれるほど大量に発射される敵の攻撃。それを活かしたアートも。 |
▲Xbox 360版『デススマイルズ』は2台出展。常時10人程度が列を作る盛況ぶりだった。 |
グッズ販売だけでなく、会場内ではXbox
360版『デススマイルズ』初回限定版に同梱される『並木学セレクション デススマイルズ
プレミアム アレンジアルバム』の参加アーティスによるトークショーも実施。ベイシスケイプの並木学氏、工藤吉三氏、千葉梓氏、『旋光の輪舞』などの楽曲を手掛けたことで知られる渡部恭久氏、アーケードとコンシューマー双方で数多くのゲームサウンドに関わってきた中澤秀一郎氏の5名が登壇した。
『デススマイルズ』のメインコンポーザーでもある並木氏は今回、アレンジCD制作の依頼が来たとき「いろいろな作曲家さんにアレンジを依頼できる、すごいチャンスだと思った」という。アレンジャーの選考に関しては「完全なファン心理(笑)」(並木)に加えて、自身の音楽性にシンパシーを感じるか否かを基準にしたそうで、仕上がりについては「手前味噌ですけど、すごい出来になったと思います」(同)と胸を張った。
▲シューティングファンにはおなじみ、ベイシスケイプの並木氏が登場するということでトークショーにはこれだけの人が。 |
▲自身もアレンジャーとしてCDに参加した並木氏。「個性豊かな作曲家陣のおかげで安心して作れました」とコメント。 |
実際のアレンジ作業に関しては各人ともかなりの試行錯誤があった模様。工藤氏は「原曲とは違う方向にしたかった」ということで、大胆なアレンジを加えたと説明。「60年代アメリカの音楽をイメージしたパーティーロックに仕上がっています」と、その内容を端的に語った。
千葉氏がアレンジを担当したのは、ステージクリアー時に流れるサウンド。わずか数秒で終わってしまうということで、何よりもフルバージョンの楽曲として成立させることにいちばん苦労したそうだ。「聴く際には、どこに原曲の部分があるのか捜してもらえれば思います(笑)」ということで、こちらもかなり聴き応えのあるアレンジになっている模様。ちなみに並木氏いわく、コンセプトは「天使たちの憂鬱を癒したまえ」で、癒し系の楽曲になっているとのこと。
▲工藤氏(左)と千葉氏(右)の両名は、『怒首領蜂大復活』の楽曲も手掛けている。 |
ベイシスケイプ以外の外部アレンジャーである渡部氏と中澤氏。渡部氏はゲームの顔とも言えるステージ1の楽曲をアレンジしており、制作にあたっては「みんなもあまりいじられるのはイヤなんじゃないかな」(渡部)という点を意識したという。そこで同氏は、原曲を聴くだけでなく実際にゲームセンターへ足を運びアーケード版の『デススマイルズ』をプレイ。そこから“萌え”というキーワードを得て、一気に楽曲を仕上げたとのこと。
中澤氏も「あまり好き勝手やり過ぎると、ゲームサウンドにあるゲームと密着した感じがなくなってしまう」と、原曲を尊重したアレンジを行ったと説明。一方で原曲の雰囲気に引っ張られ過ぎてはアレンジの意味がなくなるとも考え、並木氏にアドバイスを求めることも少なくなかったそうだ。最終的には「並木さんのアドバイスを1から100に膨らませ」(中澤)、納得のいくアレンジ楽曲が仕上がったという。
▲アレンジ楽曲は「楽しかったですけど、またやってと言われた断ると思います(笑)」と苦笑した渡部氏。やはり、最初のステージの楽曲をアレンジするのはかなのりプレッシャーだったようだ。 |
▲「原曲を好きな人でも十分楽しめるように、どこを残してどこを削るのか」という点に苦心したという中澤氏。 |
最後に並木氏は「今回のメンバーが、一期一会というのも寂しいですからね……ケイブさんがアーケードをどんどん移植してくれればいいんじゃないですかね? そしたらまた出せますから」と、今後の活動にも意欲的な姿勢を見せてトークショーを締めた。
▲トークショー終了後には、ケイブの浅田誠氏より“ポロリ”としてXbox 360版『デススマイルズ』の予約特典としてプレゼントされるテレフォンカードのデザインも公開。また、確定はしていないものの、ジョイスティックを発売予定であることも明かされた。 |
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