水棲生物をモチーフにした巨大戦艦、壮大な世界設定、そして重厚なサウンド。さまざまな面においてファンを惹きつけてきた、大作シューティングゲーム 『ダライアス』シリーズ最新作が、12月24日にいよいよ発売! タイトーサウンドチームZUNTATAと、『機動戦士ガンダム00』の制作メンバーが構築する、新たな『ダライアス』ワールドの魅力を余すことなくお伝えしていこう。最新鋭戦闘機"シルバーホークバースト"を駆り、惑星ダライアスを宿敵ベルサー星人率いる宇宙艦隊から守り抜け!

 
 
シューティングファン待望のダライアス最新作が遂に登場!! 12年の沈黙を破り、『ダライアス』シリーズの最新作、『ダライアスバースト』が新登場!! これまでのシリーズ同様、シルバーホークの後継機となる最新型戦闘機「シルバーホークバースト」を駆り、主人公は宿敵ベルサー星人率いる宇宙艦隊との死闘を繰り広げます。ゾーン分岐や海洋生物型巨大戦艦ボスなど、ファンにお馴染みのお約束を踏襲しつつ、最新のグラフィックとサウンド、メカニックデザインでダライアスワールドに新たな歴史を刻みます!!
 
 
『ダライアス』シリーズに登場する敵機中でも印象の強いシーラカンスモチーフの戦艦「アイアンフォスル」の魚拓型手拭いです。大物感をを魚拓で表し、皆様にご自慢できる逸品に!!
 
 
過去のアーケードタイトルから最新のバーストまで、世界観を網羅した公式設定資料を制作。スタジオオルフェが再構築したダライアスの世界を堪能してほしい!! ZUNTATA&OGR氏のインタビューや、魚類系のボスをはじめとするメカデザイン画稿、ステージツリー、 エンディング、年表などなど、100ページの大ボリューム仕様に! 更に!! スペシャルCDアルバムは、構成・編集までを、すべてZUNTATAが制作した逸品。最新作までの名曲を、現ZUNTATAの「ばびー」こと石川氏と、元ZUNTATA の「OGR」こと小倉氏に選曲してもらったサウンドメドレーや、本邦初収録となるSFC版『ダライアスツイン』のサウンドトラックを収録した約60分の豪華仕様となっている!
 
 
WARNING!!セットに同梱されるTシャツは、ファミ通のTシャツブランド"FT?"が制作を担当! 今回のデザイナーは、あのザ・キングオブゲームズの江南匡晃氏だ。ザ・キングオブゲームズは、任天堂のライセンスTシャツを国内で唯一手がけているブランドとしてあまりにも有名。シンプルながらも主張を感じられるデザインに定評があり、全国に多くのファンを抱える。
今回のダライアスTシャツのコンセプトは"和テイスト"。シルバーホークバースト(銀鷹爆)がアイアンフォスル(鉄化石)にBBF空間に引き込まれ対決している図が描かれている。アーケードの横長の画面を意識して、丸胴のボディ脇の部分にかけてぐるっと回ったプリントに。まさしくファン垂涎の1枚と言えるだろう。
※イラストは商品イメージで実際の商品とは多少色が異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※デザインのサイズはMサイズが基準となっております。ほかのサイズでもデザインの大きさは変わらないため絵柄の大きさが異なって見える場合がございます。
※ダライアスTシャツ(銀鷹爆 対 鉄化石)は単品でのご購入も可能です。
 
代表作品:『ダライアス』シリーズ、『アルカノイド』、『影の伝説』、『ギャラクティックストーム』、『奇々怪界』など。
元はタイトーサウンドチーム"ZUNTATA"に所属していた。現在は、小倉久佳音画制作所としてフリーランスな立場での作曲活動を再開。
※音画(おんが)とは能動的にビジュアルを感じさせる音楽を指す。また、文字どおり音楽と映像の融合をも意味する。
──『ダライアス』作品のBGMは、どのように作曲されているのでしょうか?
小倉久佳氏(以下、小倉) まず、『ダライアス』シリーズの世界観に引っ張られるように作るわけではないんですよ。作曲するとき最初にすることは、自分の中でいちばん引っかかるモノは何かを見つけ出す作業ですね。過去の『ダライアス』シリーズを手掛けていたときはインターネットもない時代だったので、本屋なんかに足繁く通って、心理学や免疫学など、いろいろな分野の学者さんが研究している要素を曲に取り入れられないかと考えていたり……。そうして曲に組み込んだ要素によって、聴き手がそれぞれ個々のイメージで音楽を楽しめるようにしてきたつもりです。
──なるほど。『ダライアス外伝』のときはこう、『Gダライアス』のときはこう、って作品ごとのテーマがあったわけですね。ところで、今回のDXパックに入るスペシャルCDアルバムはどのような選曲なのでしょうか?
小倉 今回のスペシャルCDアルバムのうち、僕が選曲したのは7曲なんですが、これらの選曲は「ベスト オブ 『ダライアス』」ではなく、"このCDの中だけでの世界観を創るために"3日かけて選んだものなんです。
──選曲に3日ですか!
小倉 そうです。『ダライアス』シリーズすべての曲のあらゆる組み合わせをメモに書いて、ある程度イメージが固まってきたところで聴いてみる。そこでまた「こっちの曲じゃないかな、あっちの曲と入れ替えよう、ああやっぱりもとの曲順に戻そう」と、プラスマイナスをくり返すうちに3日経っていました(笑)。
──単純にお気に入りの曲を並べたというわけではないんですね。ところで、小倉さんが選曲した曲には、オリジナルの曲名に"僕らの誕生"や"彼ら - 細胞"といったサブタイトルが付いていますが……。
小倉 このCD内の世界観を創るために、ちょっと付けさせてもらいました。メインの曲テーマとは別のサブテーマで、"僕ら"と"彼ら"が交互に登場する。ちょっと恐いメッセージを含ませているんです。政界もなんだか気持ちの悪い事になっていますしね。そういった諸々の事情を反映させたつもりです。
──7曲合わせてひとつの世界が展開されていくわけですね。では最後に、これを読んでいるファンの皆さんにメッセージをお願いします。
小倉 『Gダライアス』から12年ぶりの新作となる『ダライアスバースト』ですが、じつは僕自身にとっては12年ぶりでも何でもないんですよ。過去に作った『ダライアス』シリーズが色褪せることなく僕の中に蓄積されているので、"久しぶり"という感覚は持たずにチームに参加した感じでしょうか。そんな、昔のままの気持ちで作った新鮮な作品なので、ぜひプレイして曲に耳を傾けてください。
代表作:『メタルブラック』(効果音)、『ダライアス外伝』(効果音)、『サイキックフォースシリーズ』(サウンドディレクター)
ZUNTATAのサウンドエンジニアとして数々のゲームに携わる。近年は、サウンドディレクターとしてゲームのトータルサウンドデザインを手がけることも多い。
──本作『ダライアスバースト』の曲のコンセプトを聞かせてください。
石川勝久氏(以下、石川) これまでの『ダライアス』シリーズは、小倉さんがひとりでサウンドディレクターもコンポーザーも兼ねて世界観を作ってこられたわけなんですが、今回はシリーズ初の分業で、私がサウンドディレクターを担当して、あとはコンポーザーが3人(土屋昇平さん、小塩広和さん、小倉さん)という体制になったんです。本作のプロジェクトが立ち上がったときに、青木さん(『ダライアスバースト』プロデューサーのアオキヒロシ氏)から、「今回は、サウンドも含め、すべてが新しい『ダライアス』にしたい。だから『ダライアスバースト』は、現在のZUNTATAメンバーを軸に作ってほしい」という話が最初にありました。
──『ダライアス』の伝統は守りつつ、新しいものをどんどん取り入れるという感じですか?
石川 そうですね。これまでの『ダライアス』を作ってきた小倉さんにもプロジェクト全体を引き締める役割で参加してほしいという意見もあり、この体制になったわけです。でも、最初のうちはコンセプト面で悩みましたね。そこで私は「ダライアスはコンポーザー自身の中から何かを生み出してほしい」と、土屋と小塩に託して、ふたりにとことん悩んでもらいました。『ダライアス外伝』や『Gダライアス』のときに、小倉さんが必死になってコンセプトや構成を考えるのを見ていますから、土屋と小塩には僕から具体的に「こういう曲にしようよ」とは言わなかったんです。設計図どおりのモノが上がってきても全くおもしろくないですから。そうして、ふたりから絞り出された曲を聴いたとき、"宇宙の深淵"というテーマがそこから浮かんできたんですよ。そのとき、このテーマの根底には、小倉さんがいままでに積み重ねてきた『ダライアス』に通じるものがあるなって思いました。
──『ダライアスバースト』の世界設定に曲を合わせるのではなく、創り出した曲からテーマが生まれたんですね。
石川 いちばん最初はそうですね。ゲーム自体もまだまだ形になっていない状態でしたし。とにかく、新しいものを目指しつつ、なおかつ『ダライアス』でなくてはいけない。そこを守りつつ作っていきました。
──なるほど。ところで、スペシャルCDアルバムの2曲目には歴代のWARNING!音が流れて、何だか不思議な感じですね。
石川 アルバム全体の構成としては、まず1曲目が『ダライアスバースト』のオープニング曲で始まり、つぎに歴代作品のWARNING!音でリスナーを現在から過去へトリップさせます。そこで、小倉さん選曲の7曲がきて、10曲目の新曲で現代に戻ってこさせて、さらに未来へ飛び立つ……と。
──なるほど。11曲目以降は『ダライアスツイン』づくしとなっていますが……。
石川 今回のアルバムは2枚組CDのようなものだと思ってください。10曲目までと11曲目以降の2部構成ですね。『ダライアスツイン』の曲は、ファンの方々からの評価がとても高いんですよ。でも、いままで一度もパッケージ化されたことがないので入れてみました。コンセプトがどう、とか難しい話ではなく、皆さんにはシンプルに楽しんでいただきたいです。『ダライアスツイン』の曲には曲名が付いていなかったんですが、当時ダライアスツインのサウンドプログラミングを担当されていた、元ZUNTATAの古川さん(古川典裕氏)に当時のことを思い出しながら改めて曲名をつけてもらいました。
──スーパーファミコン版が発売されたのが'91年だから、曲が生まれてからじつに18年経って名前が付けられたわけですね。では最後にひと言お願いします。
石川 『ダライアスバースト』の曲は、現在進行形のZUNTATAと小倉さんの力を結集して作っています。ぜひ、全部のゾーンをクリアーして1曲残らず聴いてください。全曲を聴くのはなかなかたいへんだと思いますが(笑)。また、スペシャルCDは、小倉さんの協力もあって、ただのベスト盤ではないZUNTATAらしいアルバムに仕上がったと思います。ぜひ聴いてみてください。
──ありがとうございました。
 
2.WARNING!
4.say PaPa 僕らの誕生 『DARIUS II』より ※OGR SELECTIONS
5.Dada 彼ら - 細胞 『G DARIUS』より ※OGR SELECTIONS
7.B・T・DUTCH 彼ら - 第一世代 『G DARIUS』より ※OGR SELECTIONS
8.VISIONNERZ 僕らの凶器と狂気 『DARIUS外伝』より ※OGR SELECTIONS
9.KIMERA II 彼ら - 機械≒生命 『G DARIUS』より ※OGR SELECTIONS
『DARIUS TWIN』サウンドトラック
12.Insert "TWIN"
13.A Flashing Dual Hawk
14.Doubt Lines
15.Silent Diagonal
17.Hysterical Field
18.Round Clear
19.Next Trial
20.Logical Crustacean
21.Indigo
22.Rodeo Diver
23.Final Interceptor
25.Memory of blue
26.Feather Recorder
27.Game Ove
※収録時間 約60分
※一部の楽曲に収録の都合によりノイズが入る箇所があります。ご了承ください。
ALBUM STAFF
DIRECTOR
 石川勝久(ZUNTATA)
COMPOSER
 小倉久佳 (小倉久佳音画制作所)  M3-M9,M24
 土屋昇平(ZUNTATA) M1,10
 相澤静夫(SOUNDWAVE) M11-M23,M25-M27
SOUND PROGRAMMING
 古川典裕 M11-M27
S.E. EDITING
 石川勝久(ZUNTATA) M2
リスト中、緑色に表示された曲は試聴いただけます。クリックすると、関連づけられたアプリケーションが起動します。試聴前に、このページの上部にあるサウンドオン/オフボタンで、サウンドオフにしておくことをお勧めします。
 
機体表面を細かなチョバムアーマー(複合装甲)で覆っている。これは敵の攻撃を避けたり、防御したりすることより、本体ダメージを最小限に留めながら、最前線で戦うことを目的とした外装であり、侵攻対象での戦いを想定している。これまで人類が遭遇した同系列艦より、船体構造がスリム化されており、侵攻スピードも高められていると思われる。 バーストビーム砲を艦尾に内蔵している。
オウムガイに形状の似た旗艦。フォスル型旗艦による電撃侵攻のあとに、惑星制圧を担当する。ボディは、重装甲に包まれており高い防御力を持つ。攻撃は、多方向への同時攻撃を行う。そのため装備された武装のほとんどが、他砲塔となっている。機体中央部にバースト砲が格納されている。
ノコギリエイに形状の似た旗艦。レーザー武装が充実しているため、"光の剣"のコードネームがつけられた。侵攻惑星付近の宇宙空間に設営される補給部隊基地に所属の旗艦として使用される。基本武装をレーザーに特化させた砲撃艦であり、多くの種類のレーザー砲を搭載する。運用場所は、レーザーを減退させる大気が存在しない宇宙空間に限定されるが、適性エリアでは高い攻撃力を発揮する。艦首部の特殊レーザーは、強力な武器であるが、これはバースト砲のエネルギーをユニット転換し使用することでハイパワーを実現している。そのため、ユニットを外し、通常のバースト砲としても使用できる。
サルガッソーに潜む、ハリセンボンに形状の似た旗艦。小型艦に武装装甲ユニットを装着することで、大型艦と同等の運用が可能となっている。このシステムは、ダメージコントロールを容易にするための技術であり、損傷が一定値を超えたユニットは、すぐにパージ(分離廃棄)される。長期戦闘による大ダメージを機体中央部に伝えず、結果として一定値以上の戦力を維持し続けることが可能となる。また、戦闘後の修復作業も、亜空間ファクトリーからユニットを補給、装着するだけであり非常に迅速である。ミラージュキャッスルと戦うときは、すべてのユニットを破壊し、中心部の小型艦を一気に沈めることが必要とされる。分離可能なユニットを採用したことで、バースト砲と同時に、各部ユニットによる多彩な攻撃をくり出すことができる。
ピラニアに形状の似た旗艦。敵母星の海底都市に駐留する。大型艦を中心に小型艦が連携し活動。まさに艦隊そのものが、ひとつの旗艦であるかのように行動する。これまでベルサーでは、旗艦と小型戦闘マシンは、同一エリアに配備されても、それぞれの役割に沿って行動しており連動していなかった。ところがこの艦では、そのベルサーの基本戦術そのものが転換されている。大型艦と小型艦のフォーメーションを組み替えることで、多彩な攻撃が可能であり、単機で戦いに望むシルバーホークと対極を成す。さらに脅威となるのは、大型艦の内部には、小型艦の格納庫があり、戦況に応じて、小型艦を追加配備出来ることである。外見から推測される内部スペースを越えた小型艦を放出できることから、内部の格納庫は、亜空間技術を使用した特別なシステムだと思われる。バースト砲は中央の大型艦が持ち、小型艦は発射時のサポートを担う。
ミノカサゴに形状の似た旗艦。アステロイドベルトに駐留する艦。本体を動かすことなく、遠隔コントロール式分離ユニットによる攻撃で、障害物の多いアステロイドベルト内でのバトルに対応している。敵を分離ユニットで取り囲むようにして攻撃するなど、オールレンジで、多彩な戦闘法を持つ。バースト砲は、分離ユニットが一定数以上集まることでエネルギーの集約を図り発射できるようになる。さらにバースト砲以上に脅威となるのが、前面に向け発射される極大のビームである。バトルエリアのほとんどすべてを飲み込むかのようなこのビームを撃たれたら、発射されるまえに回避行動に入らない限り避けることはできない。
リュウグウノツカイに形状の似た旗艦。敵母星に駐留し、外敵に対する防衛をおもに担当している。戦闘エリアとして広域となる母星の防御を単機で担うための特殊高速機動艦であり、船体は複数のユニットに別れ、多関節を持つ。多関節のユニット構造は、戦闘においても有効に働き、船体の各部ユニットを動かすことで、変則的な攻撃も実現している。各ユニットは、非常に固い装甲に覆われている。一見して関節部の防御力が低く見えるが、つねに動いているため、関節部のみを攻撃することは不可能に近い。
クジラに形状の似た大型旗艦。敵母星に駐留しており、全艦隊を指揮する旗艦である。文字通り敵の中枢として存在している。本艦は、指揮中枢を担うだけでなく、最前線での戦闘も考慮した仕様になっており、実際、その戦闘力はベルサー艦の中でも、飛び抜けて高い。同系列艦に、これまでにも人類は接触したことがあるが、それらと比較しても格段に武装強化されている。とくにバースト砲が複数搭載していることは脅威である。艦首から発射されるドリル状のミサイルは、この艦のみに採用された大規模破壊兵器であり、その爆発力の高さから、バースト砲に使われているのと同じ反物質が使用されていると推測できる。
 
伝説の名機"シルバーホーク"の形状を引き継いだ機体。過去作品では、赤いカラーリングの1号機に男性パイロットが搭乗していたが、本作では、1号機であるレジェンドには女性型AI端末である"Ti2"が搭乗する。これは、レジェンドの機能を伝説に匹敵するものにするために、搭乗パイロットを非人間に限定しているからである。耐G性能や被弾時のショックなど、人間では絶えられない衝撃を受けても機体自体は問題ない構造になっている。
 
 
人間専用のシルバーホークバースト。"シルバーホーク"の名を冠しているものの、伝説の機体とは大きく形状が違う。それでも細部を見れば、レジェンドと同一の技術が使われた機体であることがわかる。2号機の外見的な特徴は、パイロットの安全性を考慮した結果で、キャノピーの二重化が図られている。武装の一部は、オートメーション化されており、一号機よりも戦闘中のパイロットへの負担が抑えられているのだ。
 
  シルバーホークバーストの前方に召還することで使用できるユニット。バーストユニットとは、ベルサー軍に捕らえられていた人間側の捕虜が持ち帰ってきた、新開発のシステム。同様のシステムを敵も保有しているため、戦闘は熾烈を極めることになる。
半透明の素材で構成されている。このイラストのパーツが4基組み合わさった状態で回転する。
形状はレジェンドのバーストユニットと異なるが、基本的な材質は変わらない。
 
  シルバーホークバースト1号機"レジェンド"のパイロット。人間ではなく、ダライアスのネットワークシステムの最新型のAI端末。外見は女性型である。その理由は、"兵器"という武力が、人類自らに向くかも知れない恐怖を和らげるためで、同胞意識を人間に持たせる意味が強く、機能的な意味は薄い。一方で、このパイロットが操縦する機体から得られた技術を人間の搭乗機へとフィードバックするため、ある程度人間に近い肉体も持たせている。その名はシルバーホークを駆り人類を救ったダライアス星の伝説の英雄ティアットから取られている。 シルバーホークバースト2号機"ネクスト"のパイロット。人間、男性。宇宙軍に所属するテストパイロットのひとりであり"リーガ・プラティカ"は軍内部でのパイロットコードネーム。その意味は宇宙軍公用語で"ストライプを持つ研修レベル兵"を意味する。そのコードが示すとおり、彼は過去のテスト戦闘中に受けた体の無数の傷と、テストパイロットとしての地位を持つ。  
 
ゾーンAで最初に立ちはだかるボス、アイアンフォスル。パーツの大きさのバランスや、ベルサー軍のエンブレムなど、細かいところまで調整が施されている。腹部は開閉し、巨大な誘導ミサイルを発射する仕組みになっている。バーストビームを発射時は、艦尾の緑色のパーツが発光する。
 
 
ゾーンBに搭乗する旗艦。設定画を見ると、可動パーツが非常に多いことがわかる。バースト発射時は横向きになり、中央の発射口がオープンする。また、本体前部には"ar001 ORUMUGAI"と書かれているようだ。
 
 
ノコギリエイをモチーフにしたこの旗艦の最大の特徴は、緑色に発光するパーツによって、ヒレを広げられること。また、レーザーの発射口が前方に集中していることもわかる。バースト発射時は、艦首のパーツがクチバシのように開閉するようだ。
 
 
多数の装甲に覆われて、本体部分を守っている旗艦。本作に登場する戦艦の中では、最大級の大きさを誇る(フル装甲時)。設定画では、装甲のパーツがわかりやすく色分けされている。前後左右、さらに上下まで、すべての方向への攻撃が可能な、まさに"無骨"という形容が相応しい形状だ。外部の装甲をパージしたあとの姿は、外部パーツとのジョイント部がハリセンボンの針のようになっており、『ダライアスII』に登場した戦艦"スチールスピン"を彷彿とさせる。
 
 
 
敵弾にはいくつか種類があり、ミサイルタイプの弾はミサイルで、レーザータイプの弾はレーザーで相殺できる。この仕組みを利用すると、ボス戦がグッと楽になるのだ。武器を任意でチェンジできる"バーストモード"では、とくに重宝するテクニックだ。
 
 
バーストは、画面左下の"バーストゲージ"を必要とする。このゲージは、敵を撃ったり、敵弾を相殺したりすることで増えていくぞ。ゲージが一定量以上あるときに×ボタンを押し続けると、強力なビームを発射するのだ。
×ボタンを2回連続で押すと、バーストユニットをその場に設置する。設置中、ショットボタンを押さずに自機を上か下に動かすと、ユニットの向きを操作可能。逆に、ショットボタンを押し続けているあいだは、ユニットの向きが固定される。
敵の中には、バーストを使用してくるものもいる。自機が敵のバーストを食らう直前にこちらもバーストを発射すると、敵のバーストを吸収して撃ち返せる。これは"バーストカウンター"と呼ばれる。難度は高いが、敵のバーストに特攻するつもりで狙うと成功しやすい。
 
 
プレイヤー……ででお
シューティング好きな週刊ファミ通編集者。『ダライアス』シリーズは初代からほぼすべてのシリーズ作品をプレイしている。好きな戦艦は、『Gダライアス』の"ACCORDION HAZARD"(アノマロカリス)。
【ででおの動画解説】
皆さんコンニチハ! ででおです。『ダライアスバースト』はスコア稼ぎもアツい! というわけで、アーケードモードでのスコア稼ぎを重視しつつ、最初のゾーンをプレイしてみました。画面右上に表示されている"×16"という数字は、得点の倍率を示しているんです。つまり、倍率が16倍のときに100点の敵を倒せば1600点入るってわけですね。で、この倍率は敵を撃墜することで増えるんですが、通常ショットで撃墜したときよりも、"バーストユニット"を使って撃墜したときのほうが、格段に倍率が上がりやすいんです。この倍率は最大16倍で、スコアを意識せずにプレイすると、ボスまで到達しても7〜8倍程度にしかなりません。そこで、この動画では、序盤から設置型バーストを積極的に使い、早めに16倍まで増やしています。16倍になったあとは、とにかく敵を撃ち漏らさずに進めばオーケーですよ。ちなみに、アームが傷つくと倍率は下がってしまうので慎重に! あと、倍率はステージクリアーごとにリセットされますよ。アイアンフォスル戦では、×ボタン長押しでのバーストを駆使して、パーツを壊しています。ポイントは、右ヒレに撃ち込むチャンスを逃さないことですね。最後のバーストカウンターは慣れが必要ですが、"敵のバーストを被弾する直前に、自機のバーストでブロックする"というイメージで使うと成功しやすいと思いますよ。今回のパターンは、倍率を16倍まで増やす手順やアイアンフォスル戦での粘り(誘導ミサイルを撃ち落として稼ぐ)など、まだまだ伸ばす余地はありますが、ぜひ皆さんの手で完璧なパターンを完成させてください。
 
最もスタンダードなゲームモード。敵を倒しながらパワーアップアイテムを回収し、ゾーンの最後に待ち受けるボスを撃破できれば次のゾーンへ進むことができる。シルバーホークバーストのストックをすべて失うとゲームオーバーとなる。このとき"コンティニュー"を選択すれば、その段階からゲームを再開することができる。難易度や機体のストック数などはオプションで変更可能。なお、難易度によって、敵の配置も大きく変わる。
 
 
特殊なルールでクリアーを目指すモードで、一定条件を満たすことでプレイできるようになる。基本的にはアーケードモードと同じですが、以下の点が異なる。
  • ショット、ボム、アームのレベルが最大の状態でスタートする
  • 機体ストックは1機のみ
  • パワーアップアイテムが出現しない
  • コンティニュープレイ不可
  • 難度が高め
  • LボタンかRボタンを押すことでウエポンチェンジができる
敵の配置もアーケードモードと異なり、ボス以外にもバーストを使用する敵が出現する。ちなみに、赤や青などの色がついた敵も登場するが、撃墜した場合はすべて得点アイテムが出現する。
 
 
限定された条件の中でミッションをクリアしていくモード。ミッションは7段階あるレベルにそれぞれ7ミッションずつ(計49ミッション)用意されており、最初から挑戦できるミッションは限定されているが、ミッションをクリアしていくごとに新しいミッションが解禁されていく仕様になっている。各ミッションにおける機体ストックは基本的に1となっており、またショット、ボム、そしてアームのレベルもミッションによって異なります。これらのミッションの中に初代ダライアスの自機をモチーフにした"オリジン"シルバーホークという機体を操作するミッションがある。オリジンはデザインが昔のシルバーホークと同じになっており、バーストが使用できないといったハンデがあり、やや上級者向けの機体に仕上がっているようだ。なお、オリジンは条件を満たすことでアーケードモードやバーストモードで使用可能になる。さらに、最後には50番目のミッションとしてすべてのゾーンに挑む"FINAL MISSION"が用意されている。
 
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