PS Vitaでシューティングを作る。~仕様設計編~ | PS Vitaの自作ゲームを作ってみる。~Vitaソフトの作り方~

PS Vitaの自作ゲームを作ってみる。~Vitaソフトの作り方~

PlayStation Mobileを使用してプログラミングを行い
PS Vitaのゲームを作ってみるブログです。
PS Vita プログラム入門記事もあります。

こんにちは、まきです。
今日は中華街でランチバイキングをしてきました。
とても美味しかったです。

さて、今回の記事は、仕様設計について書きたいと思います。

PSM SDKをダウンロード・インストールして
ひととおりサンプルも見て何か作ってみたくなりました。

何かといってもあまり大掛かりなものは出来ないし
とりあえず、汎用的なライブラリとテンプレートを作ることにしました。
作る前には、どんなものを作るか簡単に考えます。

●グラフィックデバイス操作
●スプライト - 座標指定・拡縮・回転
●キー入力
●WAV再生
●BGM再生

まあ、だいたいこんなところですかね。
ちなみに詳しい書き方の仕様は、まきの学校で
Windows用の開発に使ってるものと同じにしました。
移植したいと思ったときに楽ですしね。

ライブラリを作りつつ、やっぱりゲームが作りたいと思い
ゲームの仕様も考えます。

●横スクロールのシューティングゲームにしよう!
●チャージショットで溜めれば溜めるほど破壊力を増すように(メル○ンメイズ?)。
●主人公はほうきに乗った魔法少女で(コット○?)。
●背景は、夜の墓地。3重スクロールはさせたいな。
●敵キャラはとりあえずなんでsinカーブでばらばらっと。

とまあ、こんな具合です。

次に具体的なコーディングの仕様について考えます。
●シーンはクラスにして3つ(タイトル、ゲーム、リザルト)。
●ゲームクラスは大きくなりそうなので、自機、背景はさらに別クラスに。
●シーンが切り替わる時にゲーム内のオブジェクトを破棄
●それにあわせて、タイトルシーン終了時にゲームシーンのリソースを読み込み。

実は、今までまきがしていたプログラミングって
リソースを起動時にすべて読み込んで、アプリケーションが終了するまで
ずっと保持したまんまって感じだったのですが、
さすがにそれはVitaじゃ厳しいかなということで
起動した後、要所要所で読み込んだり破棄したりをすることに
チャレンジしてみました。

なぜ今までは起動時にすべて読み込みだったかというと
まきがゲーム会社にいたときは、まだROMだったからなのと
最近はWindowsパソコンを使っていてメモリがたくさんあるからという理由です。

仕様を考えつつ作ったのがこれです。



ある程度作ったら、他にもいろいろと仕様が思いついてきました。
●タイトルは「シルク」にしよう。
●他に出す敵キャラは悪魔系のイメージにしよう。
●中ボスは、悪魔に心を支配された魔法少女にしよう。
●3ステージくらい作ろうかな。
●パワーアップしていくようにしたいな。
●中ボスを攻略すると必殺技を使えるようにしたい。

仕事などで複数人で仕様設計だったらこうは行きませんが
ひとりで気楽に作っていると、いろいろ思いつきで進められるのでらくちんですね。