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本日稼働開始の「スティールクロニクル Be XROSS ARMS」を先行プレイ。対戦モード「XROSS BATTLE」のシステムに迫る
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印刷2013/07/31 12:00

プレイレポート

本日稼働開始の「スティールクロニクル Be XROSS ARMS」を先行プレイ。対戦モード「XROSS BATTLE」のシステムに迫る

画像集#014のサムネイル/本日稼働開始の「スティールクロニクル Be XROSS ARMS」を先行プレイ。対戦モード「XROSS BATTLE」のシステムに迫る
 KONAMIのアーケードゲーム「スティールクロニクル Be」が,本日(2013年7月31日)に大型バージョンアップを行い,「スティールクロニクル Be XROSS ARMS」として新たなスタートを切った。
 このバージョンアップでは,武器やエネミーのバランス調整など,多数の変更が加えられたが,最大の変更点は新対戦イベント「XROSS BATTLE」の追加だろう。XROSS BATTLEは,8月1日から7日まで,全国一斉ロケテストと称して「第0回」が行われる予定となっているが,本稿では稼働に先駆けて行ったプレイ取材による,詳細なレポートを掲載する。ぜひプレイの参考にしてほしい。

画像集#021のサムネイル/本日稼働開始の「スティールクロニクル Be XROSS ARMS」を先行プレイ。対戦モード「XROSS BATTLE」のシステムに迫る 画像集#022のサムネイル/本日稼働開始の「スティールクロニクル Be XROSS ARMS」を先行プレイ。対戦モード「XROSS BATTLE」のシステムに迫る


自軍,敵軍,そして鋼鉄虫

三つ巴の戦いが熱いXROSS BATTLE


 XROSS BATTLEは,全国のプレイヤーと4人対4人の2チームに分かれて勝敗を競う,期間限定のイベント。従来までは協力プレイのみだった本作において,初めて対戦要素が加わることになる。

画像集#024のサムネイル/本日稼働開始の「スティールクロニクル Be XROSS ARMS」を先行プレイ。対戦モード「XROSS BATTLE」のシステムに迫る
XROSS BATTLEには,専用のマップが用意されている。全国オンラインのようにエリア分けはされておらず,立体的に入り組んだ構造が特徴
画像集#025のサムネイル/本日稼働開始の「スティールクロニクル Be XROSS ARMS」を先行プレイ。対戦モード「XROSS BATTLE」のシステムに迫る
操作方法や基本的なシステムは「全国オンライン」と変わらず。ルールの違いは,専用のチュートリアルで確認できる

 XROSS BATTLEのルールは,両チームがメトロンというポイントを競うというもの。メトロンは,マップ中に出現する鋼鉄虫を倒すことで獲得でき,画面上部にあるメトロンゲージを先に最大まで溜めたチームが勝利となる。また制限時間が0になった場合は,より多くメトロンを溜めたチームが勝利となる。

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画面上部にあるメトロンゲージは,青が自軍,赤が敵軍の獲得メトロン量を表している

 XROSS BATTLEでは,敵スティールスーツへの攻撃も可能となる。敵からの攻撃を受けてシールドがゼロになるとショート(ダウン)状態となり,仲間の救援がないと一定時間後にブレイクダウン(大破)して再出撃となるのは「全国オンライン」と同じだ。
 ただし,あくまで勝敗は,鋼鉄虫を撃破して獲得したメトロンの量で決まる。敵の撃破ばかりを狙っていると鋼鉄虫を倒せずに獲得メトロンの差で負けてしまうことになるし,逆に鋼鉄虫ばかりを狙っていると,敵のいい的になって,ショートやブレイクダウンを繰り返すことになる。
 この敵味方と鋼鉄虫が入り乱れる三つ巴の状況が,XROSS BATTLE最大の特徴というわけだ。

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マップのあちこちに出現する鋼鉄虫は,倒されても一定間隔で再出現し続ける
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ときおり出現するクラスナイトメア。強敵だが,撃破出来れば大量のメトロン獲得チャンス

 XROSS BATTLEにおけるスティールスーツの装備は,一部を除き,全国オンラインで生産した武器やスーツをそのまま使用可能だ(ただし,このモードに合わせて効果や性能が調整される)。
 第0回におけるプレイヤーのマッチングは,経験値によって決められたハウンドクラスと関係なく,ランダムで決まる。武器や装備に違いはあるものの,純粋にプレイヤーの腕前が試されることになるのだ。なお,戦闘後の素材獲得はないが,武器の熟練度はアップする。

画像集#018のサムネイル/本日稼働開始の「スティールクロニクル Be XROSS ARMS」を先行プレイ。対戦モード「XROSS BATTLE」のシステムに迫る


強力な火力を持つスティールアームズ

敵拠点攻撃による逆転要素もあり


 XROSS BATTLEにおける特徴的な要素に「ブリッジ」の存在がある。これは,チームの拠点ともいうべきもので,2チームそれぞれの出撃地点に設置されている。
 ブリッジは通常バリアに守られているが,バリアを破壊してブリッジに攻撃を加えることで,そのダメージに応じたメトロンを相手のチームから奪える。連続でダメージを与えられれば,一気に勝利条件を達成することも可能だ。
 ただし,ブリッジを攻撃するためには敵陣深くへと進む必要があるうえ,ブリッジへの攻撃は即座に敵チームのプレイヤーに通知されるので,かなりのリスクを伴う行動となる。

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バリアを破壊されたブリッジは一定間隔で衝撃波を発生するようになる。当たってしまうとダメージを受けるうえ,スタン状態となってしまう
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ブリッジを防衛するか,エネミーを倒すことを優先するか,戦況に応じた判断が求められる。

画像集#005のサムネイル/本日稼働開始の「スティールクロニクル Be XROSS ARMS」を先行プレイ。対戦モード「XROSS BATTLE」のシステムに迫る
大型火器と強固な装甲をそなえる大型新兵器,スティールアームズ(メカニックデザイン:柳瀬敬之)
 そして,XROSS BATTLEの中で最大のフィーチャーといえるのが,大型新兵器「スティールアームズ」の存在だ。

 スティールアームズは,プレイ状況(時間経過など)に応じてアームズサインがアクティブになった後,マップ中にあるアームズゲートに近づくと画面に表示される「出撃」ボタンをタッチすると搭乗できる。
 メインウェポンのガトリングガンは敵を瞬殺でき,サブウェポンのグレネードランチャーは広範囲かつ高火力と,まさに動く要塞といったところ。ただし,移動速度は遅く(体感ではスティールの歩き速度の1/3程度),その巨体ゆえ通れるルートも限られてくる。敵に足止めされることもしばしばなので,運用方法の判断も重要となるだろう。

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メトロンゲージの横にある六角形のマークが,アームズサイン。マップ中に「A」とあるのがアームズゲート

画像集#007のサムネイル/本日稼働開始の「スティールクロニクル Be XROSS ARMS」を先行プレイ。対戦モード「XROSS BATTLE」のシステムに迫る
メインウェポンのガトリングガン。トリガーを引いてから弾が出るまでタイムラグがあるが,当てれば敵を溶かすようにダメージを与えていく
画像集#019のサムネイル/本日稼働開始の「スティールクロニクル Be XROSS ARMS」を先行プレイ。対戦モード「XROSS BATTLE」のシステムに迫る
サブウェポンのグレネードランチャーは,広範囲にわたってダメージを与えられる。どちらの武器も,リロードはやや時間がかかる

 さらに,敵を倒すことで溜まるゲージをいっぱいにすると,必殺の「ゲイザーキャノン」が発射可能に。強力な貫通ビームを一定時間放つこの兵器は,敵スティールスーツや鋼鉄虫へはもちろん,「ブリッジ」へ攻撃にも役立つはずだ。
 ただし,スティールアームズに搭乗できるのは,チーム内で1人だけ。どう運用するか,仲間のハウンドとどう連携を取るかを考えることも必要となるだろう。また,機体頭部と中央のゲイザーキャノン発射口は,ほかの部位より被ダメージの多い弱点となっているので注意が必要だ。

画像集#029のサムネイル/本日稼働開始の「スティールクロニクル Be XROSS ARMS」を先行プレイ。対戦モード「XROSS BATTLE」のシステムに迫る
眩い光が敵を貫くゲイザーキャノン。発射中は移動はできないが,上半身を旋回させてビームの方向を変えることができる
画像集#030のサムネイル/本日稼働開始の「スティールクロニクル Be XROSS ARMS」を先行プレイ。対戦モード「XROSS BATTLE」のシステムに迫る
強固なシールドを持つスティールアームズだが,頭部と胸部はダメージを食らいやすい。狙われたら,ブースト移動などで逃れたい


協力プレイのよさを残した新たな遊び

XROSS BATTLEの可能性を感じよう


 説明してきたように,XROSS BATTLEは,協力してエネミーを倒すという,これまでの「ステクロ」らしさを残しつつも,対人戦という新たな要素が加わったモードとなっている。
 対人が苦手なプレイヤーでも,エネミーを倒してメトロンを稼ぐなどの形でチームに貢献できるゲームデザインなので,そういった意味では,プレイヤーそれぞれが,状況に応じて自分の役割を把握する必要性がより強くなったといえそうだ。

画像集#033のサムネイル/本日稼働開始の「スティールクロニクル Be XROSS ARMS」を先行プレイ。対戦モード「XROSS BATTLE」のシステムに迫る
対戦とチーム戦それぞれの良さが,程よくブレンドされた印象。チャットによる意思疎通の重要度も増しそうだ

 とはいえ,対人要素が希薄ということはない。実際,1対1(残りはCPU)で取材していたところに制作スタッフが加わり,3対2となったとたん,ゲームが一気に活気付いた。当たり前だが,やはり人が操作しているスティールスーツとの戦いはCPU戦とは違った読み合いがあり,意外な行動で戦線がかき乱されることもあった。このあたりは,ブリッジを巡る駆け引きなどとあわせて,ゲームの印象を大きく変える要素だといえる。

 なおブリッジは,ダメージを与えると相手チームから「メトロンを奪える」ということを覚えておきたい。メトロンが溜まっていない序盤に攻撃しても,奪える量は限られ,たっぷりと溜まった終盤なら逆転の目が高くなるというわけだ。ゲーム後半に出撃可能となるスティールアームズでブリッジを攻撃できれば,かなりの確率で勝利することができるだろう。

 まとめると,目の前の敵に猪突猛進していては勝てず,マップ全体の状況を把握し,自分の立ち回りを考えながら戦わなくてはならないのが,XROSS BATTLEと言えそうだ。仲間との協力が重要な要素であった「ステクロ」だが,これまで以上に鋼の結束が必要となるだろう。

画像集#034のサムネイル/本日稼働開始の「スティールクロニクル Be XROSS ARMS」を先行プレイ。対戦モード「XROSS BATTLE」のシステムに迫る
操縦テクニックだけでなく,戦況全体を見通す力が試されるのがXROSS BATTLE。全体マップで敵味方ハウンドや,巨大エネミーの位置を把握することが重要となりそうだ

 開発スタッフによれば,今回の第0回で登場するXROSS BATTLEのみのイベントアイテムは,今後も続々登場するとのこと。
 全国オンラインと同様のグループマッチングも導入予定とのことだが,今回は,あくまで第0回のイベントとして,本稿で紹介したシステムで実施される。プレイ特典やアンケートに回答者へのプレゼントもあるとのことなので,公式サイトを確認したうえで,ゲームセンターへ足を運んでみよう。

画像集#020のサムネイル/本日稼働開始の「スティールクロニクル Be XROSS ARMS」を先行プレイ。対戦モード「XROSS BATTLE」のシステムに迫る
戦闘に関わる各種情報を音声で伝えてくれる,XROSS BATTLEのオペレーター「M-E.T.I.」。声は佐藤聡美さんが担当

「スティールクロニクル Be XROSS ARMS」公式サイト

  • 関連タイトル:

    スティールクロニクル VICTROOPERS

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