メガドライブ版「ダライアス2」のサウンドトラック!
1990年にメガドライブ専用ソフトとしてタイトーから発売された「ダライアス2」のサウンドトラックが配信専用アルバムとして登場!
メガドライブの音源スペックをフルに使い、ZUNTATAのOGR(現・小倉久佳音画制作所)によるアーケード版オリジナルサウンドと遜色ないクオリティを実現!当時、サウンド移植を担当したのは現在、作曲家・編曲家として活躍中の岩垂徳行氏!
※メガドライブはセガの登録商標です。
商品情報
ZTTL-9064 「ダライアス2 オリジナルサウンドトラック -MD Ver.-」
各曲 150円 / アルバム 1050円 / 購入はこちらから!(全曲試聴可)( iTunesが起動します )各曲 150円 / アルバム 1000円 / 購入はこちらから!(全曲試聴可)( mora[外部サイト]にリンクします )
※ 全曲 mora / iTunes® Store でのダウンロード販売のみとなります。
岩垂徳行氏(メガドライブ版へのサウンド移植担当)からのコメント
ダライアス2のコンバートは僕のメガドライブの仕事では確か2作目(1作目はアフターバーナー2)で、まだドライバー環境も完璧ではなく、ダライアス2と共にドライバーも改良され再現出来る事が多くなりました。
コンバートでの作業では似た音色を作ることがまず大事。パラメータの数値よりもやはり耳で聞いた感じを大切にした記憶があります。それから発音数がアーケードとは違う為に、どの音をチョイスするか、そして、どの音をFM音源に、どの音をPSGに当てはめるかということも重要です。またメガドライブにはリバーブなどのエフェクトは内蔵されていないので、それらをデータによって作らなくてはいけません。音の定位はL,C,Rの3点。この3つのみでその中間にある空間も表現しなければいけません。加えてSEが鳴る事によって「消えてしまっても」音楽的に問題ないトラックを作ったりとトラック整理も大変。とにかく制約の多い作業なのです。
まず「papa...」という台詞をうまく再現出来なくて困った記憶があります(笑)。メガドライブではなかなか難しいです、こういう音。それからそうそう、12曲目の鳥の声を作りましたね。こういうのは楽しかった(笑)。
この作業の為にデータを作っては綱島のタイトー中央研究所に行って、作曲者の小倉さんに聞いてもらい指示を仰ぎ、というのをほぼ毎日繰り返してました。だから通いましたねぇ~。おかげで色々な事を学ぶ事が出来ましたし、まだまだ未熟だった嫌にならずに僕につきあってくださった小倉さんには大変感謝しています。改めてこの場を借りてお礼を申し上げたいです。
今、懐かしい音源を聞きながらこのコメントを書いていました。まさかサントラが出るとは思いませんでしたが、支えてくださったファンの方々そしてこのアルバム制作とメガドライブの「ダライアス2」制作に携わった全ての方に感謝します!!
2014年2月 岩垂徳行
■岩垂徳行氏 プロフィール
作曲・編曲家
WebSite : http://www5a.biglobe.ne.jp/~iwadare/ facebook : http://www.facebook.com/iwadare/
試聴
収録曲
- COIN (MD Ver.)
- OLGA BREEZE (MD Ver.)
- MUSE VALLEY (MD Ver.)
- JAMMING (MD Ver.)
- WARNING ! (MD Ver.)
- WAR OH ! (MD Ver.)
- ROUND CLEAR (MD Ver.)
- Cynthia (MD Ver.)
- Planet Blue (MD Ver.)
- BOSS 2 (MD Ver.)
- To Nari (MD Ver.)
- say PaPa (MD Ver.)
- ALL CLEAR (MD Ver.)
- NAME SET (MD Ver.)
- ENDING (MD Ver.)