80年代のデジタルゲームの多様性や革新性を体感しよう!

 デジタルゲームの進化の歴史をたどる展覧会“ステージ2:ゲームセンターVSファミコン”が、2016年9月10日(土)~2017年3月12日(日)の期間中、SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ映像ミュージアムにて開催されることが発表された。

 以下、リリースより。


“あそぶ!ゲーム展 ステージ2:ゲームセンターVSファミコン”が9月10日より開催、83年から90年までのデジタルゲームを紹介_08

 「あそぶ!ゲーム展」は、デジタルゲームの進化の歴史をたどる3回シリーズの展覧会で、昨年度は、デジタルゲームの誕生から1982年までの代表的なゲーム機を複数のコーナーで多角的に紹介した「ステージ1」を開催し、楽しみながら学べる展示として、大勢のお客様にご来場いただきました。

 今回の「ステージ2:ゲームセンターVSファミコン」は1983年から1990年までのデジタルゲームを紹介します。展示されるのは黄金期を迎えたアーケードゲーム機、大躍進した家庭用ゲーム機で、展示ゲーム機は全てプレイ可能です。80年代のデジタルゲームの多様性や革新性を体感してください。

 なお、「ステージ1」に引き続き「ゼビウス」(1983年/ナムコ)の生みの親、“ゲームの神様”ことゲームデザイナー 遠藤雅伸氏、「世界一受けたい授業」(日本テレビ系列)でおなじみの元東京大学大学院情報学環教授 馬場章氏が企画監修を務めています。

「あそぶ!ゲーム展 ステージ2:ゲームセンターVSファミコン」

会期:2016年9月10日(土)~2017年3月12日(日)
会場:SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ映像ミュージアム
料金:大人510円・小人250円(常設展もお楽しみいただけます)
問合せ:SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ映像ミュージアム
048-265-2500
企画監修:遠藤雅伸(ゲームデザイナー) /馬場 章(元東京大学大学院情報学環教授)
音楽コーナー監修:田中治久(hally:ゲーム音楽史/ゲーム史研究家)
イラスト制作:小野Mr.Dotman浩(ピクセルアートデザイナー)
協力:アイレムソフトウェアエンジニアリング株式会社/秋葉原ナツゲーミュージアム/アークシステムワークス株式会社/株式会社SNKプレイモア/榎戸利光(八王子TOYBOX1102)/KINACO/慶野由利子(作曲家)/株式会社コーエーテクモゲームス/古代祐三/株式会社コナミデジタルエンタテインメント/酒缶/SUNNY SIXTEEN有限会社/株式会社スクウェア・エニックス/株式会社セガ・インタラクティブ/株式会社タイトー/高井商会/東京大学大学院情報学環馬場研究室/徳島由莉/トライアミューズメントタワー/日本ファルコム株式会社/株式会社パオン・ディーピー/株式会社バンダイナムコエンターテインメント/株式会社ユウビス/ローリング内沢(ゲームライター)/株式会社YS NET
[50音順]
主催:埼玉県
後援:埼玉県教育委員会/川口市/川口市教育委員会
企画・制作:株式会社デジタルSKIPステーション

見どころ(1)総ゲーム数50以上!80年代の革新的なアーケードから大ヒット家庭 用まで、全てのゲームがプレイ可能です!

 アクションロールプレイングゲームの草分け的存在である『ドルアーガの塔』(1984年/ナムコ)や一対多人数の格闘を題材にしたアクションゲームの先駆けである『熱血硬派くにおくん』などを展示予定。
家庭用ゲームには不朽の名作『スーパーマリオブラザーズ』(1985年/任天堂)や今もなおシリーズ化が続くロールプレイングゲーム『ドラゴンクエスト』(1986年/エニックス)『ファイナルファンタジー』(1987年/スクウェア)など、多数のゲームがプレイできます。

展示予定ゲーム
※実際の展示では変更になる場合があります。 ※一部のゲームはプレイ出来る曜日や人数に限りがあります。
※一部のゲームは移植版等での展示になります。

<アーケード>
ゼビウス』(1983年/ナムコ)、『マッピー』(1983年/ナムコ)、『マリオブラザーズ』(1983年/任天堂)、『メジャーハボック』(1983年/アタリ)、『リブルラブル』(1983年/ナムコ)、『ザ・ビック・プロレスリング』(1983年/テクノスジャパン/データイースト)、『ドルアーガの塔』(1984年/ナムコ)、『VS.レッキングクルー(VS.システム)』(1984年/任天堂)、『エキサイトバイク(VS.システム)』(1984年/任天堂)、『アイスクライマー(VS.システム)』(1985年/任天堂)、『ツインビー』(1985年/KONAMI) 、『マーブルマッドネス』(1985 年/アタリ/ナムコ) 、『グラディウス』(1985 年/KONAMI)、『スペースハリアー』(1985年/セガ)、『ガントレット』(1986年/アタリゲームズ/ナムコ)、『熱血硬派くにおくん』(1986年/テクノスジャパン)、『沙羅曼蛇』(1986年/KONAMI)、『源平討魔伝』(1986年/ナムコ)、『アウトラン』(1986年/セガ)、『カルノフ』(1987年/データイースト)、『スーパーハングオン』(1987年/セガ)、『R-TYPE』(1987年/アイレム)、『アフターバーナーII』(1987年/セガ)、『テトリス』(1988年/テンゲン/セガ)、『ナイトストライカー』(1989年/タイトー)、『ダライアスII』(1989年/タイトー)など。

<家庭用>
ドンキーコング』(1983年/任天堂)、『スーパーマリオブラザーズ』(1985年/任天堂)、『ボンバーマン』(1985年/ハドソン)、『ゼルダの伝説』(1986年/任天堂)、『ドラゴンクエスト』(1986年/エニックス)、『スターソルジャー』(1986年/ハドソン)、『信長の野望・全国版』(1986年/コーエー)、『イース(Ys)』(1987年/日本ファルコム)、『グラディウス2』(1987年/KONAMI)、『ファイナルファンタジー』(1987年/スクウェア)、『R-TYPE I』(1988年/ハドソン)、『MOTHER』(1989年/任天堂)、『ザ・スーパー忍』(1989年/セガ)、『魔界塔士 サ・ガ』(1989年/スクウェア)、『NAM-1975』(1990年/SNK)、『マジシャンロード』(1990年/アルファ電子)、『スーパーマリオワールド』(1990年/任天堂)、『F-ZERO』(1990年/任天堂)、『アクトレイザー』(1990年/エニックス)など。

※ナムコは、現在のバンダイナムコエンターテインメントです。
※エニックス及びスクウェアは、現在のスクウェア・エニックスです。
※ハドソンは、現在のコナミデジタルエンタテインメントです。

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“あそぶ!ゲーム展 ステージ2:ゲームセンターVSファミコン”が9月10日より開催、83年から90年までのデジタルゲームを紹介_02
▲ボクシングゲームの傑作
『パンチアウト!!』(1984年/任天堂)
(C) Nintendo
▲4人で協力プレイ
『カルテット』(1986年/セガ)
(C)SEGA

見どころ(2)『ゼビウス』『ファミリーコンピュータ』『セガ体感ゲーム』の 特集コーナー!!

 縦スクロールシューティングの歴史的傑作『ゼビウス』、家庭用ゲーム機の歴史を変えた『ファミリーコンピュータ』、アーケードゲーム機の革命『セガ体感ゲームシリーズ』を特集。開発者のインタビューや貴重な開発資料を展示します。もちろん展示されるゲーム機は全てがプレイ可能。
※ファミリーコンピュータ、ファミコンは任天堂株式会社の登録商標です。

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“あそぶ!ゲーム展 ステージ2:ゲームセンターVSファミコン”が9月10日より開催、83年から90年までのデジタルゲームを紹介_01
▲『ゼビウス』
(1983年/ナムコ)
(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
▲『スーパーハングオン』
(1987年/セガ))
(C)SEGA
▲『アフターバーナーII』
(1987年/セガ)
(C)SEGA
Produced under a license from Northrop Grumman Systems Corporation.
※シングルクレイドル筐体での展示を予定しています

見どころ(3)ゲーム音楽のしくみを詳しく解説!

 本コーナーの監修に、ゲーム音楽を研究している田中治久氏(hally:ゲーム音楽史/ゲーム史研究家)を迎えて、デジタルゲーム機で音楽が演奏されるしくみを、体験型の展示で詳しく解説します。さらに80年代ゲーム音楽の代表的作品にも焦点を当てます。

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“あそぶ!ゲーム展 ステージ2:ゲームセンターVSファミコン”が9月10日より開催、83年から90年までのデジタルゲームを紹介_06
▲『ダライアスII』(1989年/タイトー)(c) TAITO CORPORATION 1989 ALL RIGHTS RESERVED.
▲『ダライアスII』音源チップ

 ほかにもローリング内沢氏(元「週刊ファミ通」編集者、ゲームライター)をはじめ、ゲームデザイナーやゲーム音楽作曲家、ゲーム研究者を迎えて、トークや音楽イベント、ワークショップなど多数の関連イベント
を開催予定です。
 こちらの詳細は決定次第お知らせさせていただきます。今後のプレスリリース(続報)をご希望の方は下記お問い合わせ先までご連絡ください。

◆SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザとは?
 映像関連産業を核とした次世代産業の導入・集積を図るSKIPシティプロジェクトの中核施設として埼玉県川口市に整備されました。この施設は6つの施設群(HDスタジオ。映像制作支援室、インキュベートオフィス、映像ホール、映像ミュージアム、映像公開ライブラリー)によって構成され、撮影から編集・制作、作品の上映まで一貫して行えることを特徴としています。

◆SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ 映像ミュージアムとは?
 SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ内にある、映像の原理、歴史、制作過程を楽しみながら学習できる「参加体験型」のミュージアムです。常設展のほか、年間3回の企画展を開催し、先端映像の紹介や映像作家の作品展示などを行っています。