チリ生まれの3Dスペースシューティング『Omnibion War』発表。「戦闘機」を「ロボット」に変形させて銀河を救う


インディーパブリッシャー1C Companyは5月22日、『Omnibion War』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、発売時期は「近日発売」となっている。

『Omnibion War』は、3Dで展開させるスペースシューティングゲームだ。舞台となるのは、幾多の戦争が繰り広げられてきた大宇宙。コロニー連合がOmnigansに勝利し、訪れていた平和は5年の経過とともに崩れ去った。かつてコロニー連合の同盟であった、Hellhoundsが突然暴れ始めたのだ。そしてHellhoundsは、かつてOmnigansが作り出した古代のデバイスOmnibionの入手を狙っていた。

プレイヤーはイカロス小隊の一員Jaedenとなり、可変式自動射砲の戦闘機に乗り込みHellhoundsの野望を食い止める。この戦闘機の特徴は、その形態を変幻自在に変形できることだ。戦闘機とロボットを状況に応じてトランスフォームし、Hellhoundsから送られる刺客を打ち倒していくのだ。

ゲームシステムとしては、レール型と自由移動型のふたつのパートで、シューティングが楽しめるようだ。ミッションは敵の討伐だけでなく、護衛や防衛、破壊、救助と幅広い。溶岩の惑星、水中の惑星などさまざまな星を舞台に熾烈な戦いが繰り広げられる。戦いを重ねることで経験値が溜まり、新たな武器を手にしたり、それをアップデートしたり、スペシャルスキルを会得することもできる。

開発を手がけるのは、チリのインディースタジオCrazy Bullet。ディテールにこだわった、革新的なものを作ることを目標に掲げゲームを制作している。本作は、キャラクターなどはアニメ調にデザインされており、シナリオでもこうしたキャラクターの一枚絵が随所に挟まれる。全体的に『ASTEBREED』を彷彿とさせるデザインとなっており、同作と同様にドラマティックなシューティング体験が楽しめる意欲作になるだろう。