タニタは、PS4用ソフト「電脳戦機バーチャロン×とある魔術の禁書目録 とある魔術の電脳戦機」に対応するコントローラー「ツインスティックVTX(バージョン・タニタ・エキストラ)」のクラウドファンディングプロジェクトを、本日6月8日12時より開始する。

「ツインスティックVTX」のクラウドファンディングプロジェクトが開始!

本商品は「バーチャロン」シリーズの特徴である二つの操縦桿「ツインスティック」によるダイレクトな操作を実現するもので、同シリーズの原点であるアーケードゲームの興奮を家庭で完全再現します。

商品自体がリターンとなる購入型のクラウドファンディングとして同日より募集を開始し、7月30日23時59分までに、支援金額1口5万5400円(税込)、合計5000口の応募を目指します。クラウドファンディングが成立した場合、リターンとなる本商品の発送は2019年5月を予定しています。

クラウドファンディングを活用することで、タニタにとって新たな事業領域となるゲーム分野でのものづくりに挑戦します。

本商品が対応する「とある魔術の電脳戦機」は、「バーチャロン」シリーズの最新作です。同シリーズはコンピューターグラフィックスで描かれた3次元空間で巨大ロボットを操作して戦う対戦ゲームで、シリーズの第1作である「電脳戦機バーチャロン」はアーケードゲームとして1995年に登場しました。専用筐体に備えられた二つの操縦桿「ツインスティック」を使う直感的な操作と、スピーディーかつ相手の動きを読み合う奥深いゲーム性が多くのゲームファンに支持され、現在までに5作品がリリースされる人気シリーズとなっています。

多くのファンに望まれながらも、最新作「とある魔術の電脳戦機」に対応するツインスティックが存在しないことから、今回、ファンの期待を商品開発に結びつける手法としてクラウドファンディングで支援を募り、商品化を目指します。クラウドファンディングはCAMPFIREが提供するプラットフォーム「キャンプファイヤー」を活用します。

今回開発する本商品は、「一生もののツインスティック」がコンセプト。セガゲームスの全面協力を受け、アーケードの興奮を家庭で完全再現できる商品として、専用筐体と同等の操作性と高い耐久性を実現したのが特徴です。具体的には、前モデルの家庭用ツインスティックでは「4度」であったスティックの傾斜可能角度を「8度」とし、アーケード版と変わらない操作性を再現。また、スティック基部の構造を強化し、「ねじり」や「加重」に対する高い耐久性を確保しました。

さらに、これまでの家庭用ツインスティックはユーザー自身が分解して部品を交換するケースが多かったことから、本体内の配線レイアウトをシンプルな構造とし、メンテナンス性を高めています。また、スティック基部については、アーケード版専用筐体の交換パーツとしての販売も視野に入れ、開発を進めます。

本プロジェクトはタニタにとって、新たな事業領域へと踏み出す大きなチャレンジです。これまでの事業領域とは異なる分野に取り組む本プロジェクトにおいて、資金調達や人材確保、販路開拓が課題となります。一方で、日本には優れた技術を持った人材や企業が多数あり、これまでにない商品を望む潜在的なニーズがあります。会社組織の枠組みだけによらず、これらを結びつけるビジネスモデルが構築できれば、この課題を解決できます。そこで、タニタではクラウドファンディングを活用して本プロジェクトを推進することにしました。これにより、マーケットとの対話を通じ、眠れる企画の「原石」をかたちにすることができます。また、部品メーカーがセットメーカーとなって消費者が望むものを商品化したり、これまで手がけたことのない新分野やニッチな分野の市場に参入したりするハードルも低くなると見ています。このビジネスモデルが波及すれば、日本のものづくりを元気にする一助となると考えています。

健康づくりは「楽しく続けられる」ことが重要です。タニタでは、ゲームやアミューズメント分野のコンテンツは健康づくりを継続させる有効なツールになり得ると捉えており、セガグループと連携した取り組みを行ってきました。本商品の開発によるゲーム分野への進出もその一環となります。タニタでは今後、本プロジェクトをモデルケースに、これまでのタニタ商品の枠組みにとらわれない異分野の商品開発にも積極的に取り組み、多くの人の健康づくりをサポートしていきます。

詳細ページ
https://camp-fire.jp/projects/view/64929

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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