地獄級2Dアクション『Hell is Other Demons』正式発表。激しい弾幕から逃れ、デーモンたちを屠り続けろ


パブリッシャーKongregateは2月20日、『Hell is Other Demons』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)および海外Nintendo Switchで、2019年春の発売を予定している。『Hell is Other Demons』は、スウェーデンに拠点を構えるスタジオCuddle Monster Gamesが手がけるアクションゲーム。2017年1月にSteam Greenlightを通過し発売が待たれていたが、今回パブリッシャーと共に正式に発表され、それにともない発売時期もまた告知されている。

本作は、ピクセルアートで描かれる2Dアクションゲームだ。手持ちの銃によって敵を攻撃するなど、シューティング要素も強い作品である。物語の詳細は不明ながら、どうやら主人公はデーモンを殺戮するという使命を持っているようだ。アリーナのような小規模な戦場や、横スクロール型のステージなどで、襲い来る無数のデーモンを殺戮していく。攻撃は銃撃だけでなく、踏みつけも有効。斬撃や必殺技なども用意されているようで、敵との間合いや状況に合わせて攻撃手段を使い分けていく。

『Hell is Other Demons』は、スピーディーで、素早い状況判断と反射神経が求められるアーケードシューターとして作られているそうだ。アリーナ上のステージで小ぶりなデーモンを倒していくことになるが、キャンペーンを進めればさまざまな種類の巨大デーモンと対峙することも。プレイヤーもまた、そうした困難な状況を乗り越えることで新たな武器をアンロックし、さらに強化していく。“地獄のキャンペーン”のほかにも、自動生成されるステージを進むエンドレスモードも用意されているとのこと。トレイラー映像では、数々の弾幕と対峙するシーンや、いくつかの死亡シーンが映し出されており、難易度が高い作品になることが示唆されている。

本作は、ピクセルアートで描かれる、ド派手なビジュアルおよびエフェクトが特徴。ロックをまじえたThe AlgorithmのRémi Gallego氏によるシンセウェイブサウンドは、デーモンが住まう世界の地獄感を高める。一方で、『VVVVVV』を手がけたMagnus Pålsson氏が作り出すレトロなサウンドエフェクトは、ピクセルアートとマッチしており、独特な世界観の形成に貢献しているだろう。

弊誌では、アルファ版がリリースされていた2017年2月に本作を紹介していた。その毒々しいビジュアルなどは健在であるが、その頃と比べると、システムが変更されている可能性はありそうだ。『Hell is Other Demons』は、2019年春にPCおよびNintendo Switchにて発売予定。