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ビデオゲームバー・16SHOTS、6月に一旦閉店と発表

理由はコロナウイルスによる影響……ではなく家賃の値上げ

4月9日 発表

 新宿区にあるビデオゲームバー・16SHOTSが、6月をもって一旦閉店すると発表した。

 16SHOTSは、2006年にオープンしたビデオゲームバー。店内には雑然とレトロなゲームグッズが飾られ、マニアックなゲームの話が楽しめる知る人ぞ知る名店だ。閉店の理由について店主の安部理一郎さんは、コロナウイルスによる影響……ではなく、4月より建物のオーナーが変わり、突然家賃を3倍にすると言われたからとコメントしている。また、このような形で現店舗を手放すことになるとはまったく予想していなかったそうで、1カ月間あれこれ模索した結果、最適解は「現店舗は廃棄、そののち廃業か継続かを検討する」ということになったという。

 最終営業日は搬出と工事の関係上、6月上旬あたりが濃厚となり、残念ながら、現時点ではファイナルパーティなどの開催も未定のようだ。これで終わりではなく、再起のためのクラウドファンディングも予定されているそうなので、ぜひ応援して欲しい。

【店主:安部理一郎さんのコメント】

 2006年の6月末からテスト営業を開始したので、ほぼ14周年。もっといえば16周年までは今の形でやりたかった。悔しいです。とはいえ、14年を経て、お店のフォーマットや店舗自体が古くなっているのも事実。リニューアル(または廃業)するにはいいチャンスかな、と思うことにしました。今後、再開をかけてクラウドファンディングを実施する予定です。最新情報は16SHOTSのnoteに書いていこうと思いますので、お暇だったらお目通しください。

 日々のお店の営業情報、特に休むときはtwitterでお知らせする予定です。改めまして、14年間のご愛顧、誠にありがとうございました。