フォワードワークスが2020年10月13日に配信予定のiOS/Android向けアプリ「ワールドウィッチーズ UNITED FRONT」の先行プレイレポートをお届けします。
フォワードワークスがKADOKAWAとの協業のもと、リリース予定のスマートフォン向けゲーム「ワールドウィッチーズ UNITED FRONT(以下、ユナフロ)」。「ワールドウィッチーズ」シリーズのウィッチたちが、その垣根を越えて登場する本作では、“魔女が空駆ける全方位シューティング”と銘打ち、ケイブとの共同開発による遊びごたえのある360°全方位シューティングバトルを軸に、オリジナルのストーリーやウィッチたちとの交流が楽しめます。
現在事前登録受付中の本作ですが、いよいよリリースも間近ということで、一足先にゲームをプレイすることができました。ここでは、過去のアニメもチェックしている筆者の目線で、ゲームの魅力を紹介していきたいと思います。
異なる世界で展開する、ゲームオリジナルストーリー
冒頭でも触れたとおり、本作では「ストライクウィッチーズ」「ブレイブウィッチーズ」「ノーブルウィッチーズ」「ルミナスウィッチーズ」といった、「ワールドウィッチーズ」シリーズのウィッチたちが登場します。
ただし、同一の時間軸のウィッチ同士が交流するのではなく、例えば「ストライクウィッチーズ」のウィッチであれば1944年9月(SW1期終了時)、「ブレイブウィッチーズ」であれば1945年3月(BW終了時)、とそれぞれの作品に沿った時点でのウィッチが本作に登場することになります。つまり、本作の舞台はこれまでのシリーズで描かれてきたものとは異なる世界となっているのです。
この世界ではこれまでウィッチやネウロイの存在は確認されていなかったのですが、突如として現れたネウロイによって危機に陥ったところにウィッチである宮藤芳佳が現れたところから、本作の物語は動き出します。プレイヤーは司令官としてウィッチたちと協力しながら、各地に姿を見せるネウロイから世界を守るために戦うことになるのです。
ストーリー展開についてはぜひ自身の目で確かめてほしいのですが、個人的にオススメしたいのが作品の枠組みを飛び越えたウィッチたちの交流です。扶桑出身である坂本美緒(CV:世戸さおり)と雁淵孝美(CV:末柄里恵)の気心の知れたやり取りや、ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ(CV:田中理恵)とグンドュラ・ラル(CV:佐藤利奈)の隊長同士の会話など、ほかでは見れない組み合わせは見ているだけで楽しめます。
また、ウィッチたちとの絆を深める宿舎も用意されています。こちらでは仲間になったウィッチとの会話が楽しめるほか、ギフトを贈って信頼度を高めることで、さまざまな報酬が手に入るとともに、そのキャラクターのストーリーを解放できます。さらに衣装を変えることも可能ということで、サービス開始後には好きな衣装で出撃する楽しみも味わえそうです。
作中の設定を上手く活かしたシューティングゲームに注目
もう一つの魅力として紹介したいのが、ウィッチを操作してネウロイを撃破していくシューティングパートです。冒頭でも紹介したとおり、多数のシューティングゲームの開発実績を持つケイブならではの本格的なシューティングゲームの遊びに、スマートフォンならではのカジュアルな遊びをミックスした、独特のシステムになっています。
ウィッチは、画面上の任意の場所をタップすると出現する移動パッドにより、360°全方位に移動できます。また、画面右下のショットボタンをタップすることでショットを発射できます。ショットの種類はウィッチの装備する武器(機関銃、ライフル、ランチャー、刀)によって変わるため、それぞれの特性を活かした立ち回りが求められます。
ショットボタンはタップし続けていればそのまま連射(※扱う武器によってその間隔は異なります)できるのですが、その間ウィッチは無防備になってしまうため、ネウロイとの接触や被弾によってダメージを受けてしまいます。逆にショットボタンをタップしていない間、ウィッチはシールドを展開しているので安心して移動できます。
さらに、画面左上に表示されているパワーショットゲージがMAXになると、パワーショットが自動で発動。その間はショットの攻撃力が上昇するなどの恩恵があるのですが、画面上でもショットが強力になっているのがハッキリと分かるようになっているので、視覚的にも楽しめます。
そのほか、自身が操作するウィッチのほかにサブで2人を同行させることができ、それぞれに用意されたスキルを発動可能です。効果はさまざまですが、いずれもウィッチの特性に合わせたものになっているので、上手く活用していくと良いでしょう。
ちなみに、ネウロイの行動経路は画面上に線として表示されるため、いかに効率的にネウロイを撃破するかといった、シューティングゲームファンならではの目線でのプレイも可能。一方で、自動照準のオン・オフ機能、2倍速もできるオートプレイにも対応しているので普段シューティングゲームをプレイしない人でも十分に楽しめますし、周回プレイも安心です。
このように、シューティングゲームとしての遊びはしっかりと意識しつつ、随所にシリーズならではの要素が盛り込まれていて、遊べば遊ぶほどに楽しめるゲームシステムに仕上がっています。
ストライカーユニットやメモカ、武器などの編成・育成要素も充実
シューティングパートを進める上で欠かせないのがウィッチたちを成長させること。本作ではウィッチ自身の強化以外にも、ストライカーユニットの強化や改造、メモリーズカード(以下、メモカ)や武器の装備・強化と、幅広い成長要素が用意されています。これらを進めながら、クエストに沿うかたちで属性や戦闘タイプを意識しつつ部隊を編成していけば、問題なく立ち回れることでしょう。
そして最後に紹介しておきたいのが、ゲームを進めると解放される「哨戒任務」によって発見されたネウロイに、最大4人のプレイヤーで挑む「共闘任務」。こちらはリアルタイムでのマルチプレイが楽しめる要素となっていて、ネウロイも四方八方に出現するため、メインクエストとはまた違う、プレイヤー間の戦略的な立ち回りが楽しめそうです。残念ながら今回は体験できませんでしたが、ゲームの幅を広げてくれる要素になってくれることに期待です。
主要な要素をかいつまんで紹介していきましたが、実際にゲームを遊んでみるとこのほかにも楽しめる要素は盛りだくさん。シューティングゲームが好きな人も十分遊べますし、何より「ワールドウィッチーズ」シリーズが好きな人であれば、楽しめる要素が随所に盛り込まれていますので、ぜひ実際にプレイして確かめてみてはいかがでしょうか。
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