2020年11月4日に発表された、セガサミーホールディングスによる、連結小会社“セガ エンタテインメント”のGENDA(ジェンダ)への株式譲渡。セガがゲームセンターの運営から撤退することに、ゲームファンからは大きな反響があった(該当記事は下記を参照)。

 ファミ通.comでは、今回の発表についてセガサミーホールディングスへ追加取材を行い、ゲームセンターの店舗名や、アーケードゲーム開発について回答を得た。下記にセガサミーホールディングス広報部からの回答を掲載する。


Q.ジェンダへの株式譲渡後について、アミューズメント施設に“セガ”という名前は残るのでしょうか?

A.既存の各店舗名は株式譲渡後も継承されます。新経営の下での店舗運営となりますが、お客様には引き続きご愛顧頂きたく存じます。

Q.セガのアーケードゲーム制作チームは存続すると思われますが、今回の売却でアーケード開発に影響はあるのでしょうか?

A. ご認識の通り、アミューズメント機器開発事業は今後も当グループにて継続いたします。なお、当グループでは、アミューズメント機器の開発人員の一部を成長分野であるコンシューマ事業へシフトさせるなど、各事業の市場環境に合わせた開発リソースの最適化を今後も図ってまいります。


 回答は以上。上記の回答によると、各ゲームセンターにセガ、クラブセガなどの名称はそのまま残るようだ。また、アーケードゲームの開発も継続。ただし、今後も成長が見込めるコンシューマ事業(家庭用ゲーム機向けの開発)に注力をしていくとのこと。

 ゲームセンター運営からの撤退は、長年のセガファンにとっては衝撃の発表だったと思うが、今後は継続されるアーケードゲーム開発、さらに注力していく家庭用ゲーム機向けの開発などに期待したい。