マイクロソフト公式サイトから削除されていたDirectX 9.0c ランタイムが復活。Windows 10で少し古いゲームをプレイする際の必須プログラム

マイクロソフトのOS「Windows」でゲーム関係のAPIを受け持つ「DirectX

最新のWindows 10にはDirectX 11.4と12が最初から組み込まれているものの、旧世代のDirectX 9に関しては組み込まれておらず、画面表示以外にも音声やコントローラ入力なども総合的にサポートする関係で古いゲームのみならず比較的最近のゲームタイトルでもインストールが必須なのだが、今年一月下旬からマイクロソフト公式サイトでダウンロードが不可能となってしまい困った事態となっていたが、再びマイクロソフト公式サイトより再ダウンロードが可能となった。

マイクロソフト公式サイト - DirectX End-User Runtime Web Installer

現時点では英語サイトしか用意されていないがインストーラをダウンロードして実行したところ日本語表記で、Windows 10 20H2環境でも更新されていないもしくは取得されていないDirectX API群のDLLが存在する場合はアップデートが行えることを確認。

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インストールプログラム自体は旧バージョンと全く差がない(不必要なBingインストーラもそのままだ)ものとなっているが、プログラムファイルの出所元を証明するデジタル証明アルゴリズムがSHA-256に変更され2021年2月18日のタイムスタンプが埋め込まれている。

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