アリカ，脅迫事件で有罪となった加害者に対する民事損害賠償請求を行うと発表

　ゲームデベロッパのアリカは本日（2021年12月17日），アリカおよび同社役員に対する脅迫事件について，加害者に民事損害賠償請求を行うと発表した。

　これは，2019年9月3日にアリカのWeb窓口あてに同社への危害予告および，役員の殺害をほのめかす内容の通知があったという事件で，2021年10月25日に掲載した記事でお伝えしたように，加害者が罪を認めたため，すでに刑事事件として有罪が確定している。

　今回の民事損害賠償請求は，アリカが行った防犯設備への投資や弁護士費用，参加を予定していたイベントのキャンセルによる損失といった被害に対する補償を加害者に請求するもの。アリカは今後も，このような行為に対して毅然とした態度で対応していくと述べている。

「アリカ」公式サイト

損害賠償請求に関するお知らせ

　株式会社アリカ（本社：東京都品川区、代表取締役：西谷 亮）は、本年10月25日にご報告させていただいた弊社及び弊社役員に対しての脅迫事件の民事損害賠償請求を楢﨑隆裕に対して行うことにしましたのでご報告させていただきます。

　先にご報告の通り、脅迫事件につきましては刑事事件として有罪となっておりますが、脅迫事件から弊社が受けた防犯設備投資やその実施の為のコストや弁護士費用、参加予定だったイベントキャンセルによる損失、通勤コストの負担等の損害を受けており、これを請求するものです。

　弊社は今後もこの様な行為に対して毅然とした態度で対応してまいります。

株式会社アリカ
代表取締役　西谷 亮