東亜プランのドキュメンタリー映画を制作するクラウドファンディングが実施中 80~90年代のSTGで知られるゲームデベロッパー

映画のタイトルは英語版『ゼロウィング』のローカライズから生まれたネットミームをもじったもの

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1984年~94年まで、主にアーケードのシューティングゲームを開発していた会社「東亜プラン」。この東亜プランを永遠に残すためのプロジェクトとして、ドキュメンタリー映画制作のクラウドファンディングがKickstarterにて開催されている。

クラウドファンディングの目標達成金額は850万円であり、記事執筆時点での総プレッジ額は約500万円となっている。クラウドファンディングの開催期間は2022年1月31日まで。

東亜プランは『究極タイガー』や『TATSUJIN』、『鮫!鮫!鮫!』などの縦スクロールシューティングで知られているゲームデベロッパー。『究極タイガー』は、複数のゲームを収録する『究極タイガーヘリ』として2021年にPS4/Nintendo Switchで復活。『鮫!鮫!鮫!』も『飛翔鮫!鮫!鮫!』として2022年4月28日に発売予定であるなど、現行ゲーム機でも東亜プランのシューティングの復活が進んでいる。

今回のクラウドファンディングは2017年に東亜プランのシューティングに出会ったという、東亜プランが大好きなアメリカ人であるピアース・ジョセフが主導している。映画の内容は80年代の東亜プランについてまとめたもので、「東亜プランの歴史編」、「テーマトーク編」、「ゲストインタビュー編」の3編に分けて制作するそうだ。テーマトークでは元東亜プランのプログラマー兼サウンド担当である上村建也や、弓削雅稔が出演する。上村建也は映画の事実考証など監修も務めている。ゲストインタビュー編では、これまでインタビューを受けていなかった東亜プランのスタッフや、コンポーザーの並木学らが出演する。

2021年に発売された『究極タイガーヘリ』のPV。公式サイトはこちら

なお、このプロジェクトのタイトルは「All Your Base are Belong to TOAPLAN」になっているようで、これは同社の英語版『ゼロウィング』のローカライズから生まれたネットミームをもじっている。

先述したようにプロジェクトの目標達成金額は850万円だが、それ以上の出資額を集めた場合はスペシャルコメンタリーやディスクの枚数が増えてさらに豪華になるとのことだ。これらクラウドファンディングの詳細や映画の内容については、公式サイトもチェックしてみてほしい。

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