書籍『インディ・ゲーム新世紀ディープ・ガイド──ゲームの沼』が9月28日に発売 9つのテーマに分けて名作インディーゲームを紹介

監修は弊誌副編集長の今井晋で、ライター陣としてIGN JAPANと関連が深い人物が多く関わる

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インディーゲームをテーマとした書籍『インディ・ゲーム新世紀ディープ・ガイド──ゲームの沼』が2022年9月28日に発売される。監修のひとりとして弊誌IGN JAPANの副編集長である今井晋が入っており、ライター陣にIGN JAPANでおなじみの人物が多い書籍だ。

本書の価格は2420円(税込)。各種ストアで予約受付も始まっている。

『インディ・ゲーム新世紀ディープ・ガイド──ゲームの沼』見本ページその1。

『インディ・ゲーム新世紀ディープ・ガイド──ゲームの沼』はインディーゲームの名作を9つのテーマに分けて紹介する書籍だ。テーマの例を挙げると「戦争」、「インターネットと現代社会」、「LGBTQ+」といったものがある。9つのテーマによる紹介のほか、間には「現実の社会や政治を “想像” させるインディーゲームたち」といったコラムが3つ収録されている。

 
『インディ・ゲーム新世紀ディープ・ガイド──ゲームの沼』見本ページその2。

本書の監修はIGN JAPANでは連載「ゲーム音楽ディスクステーション」(最新記事)で知られるhallyと、先述した今井晋が担当している。IGN JAPANと特に関連が深いライターを挙げておくと「PCゲーム極☆道」の洋ナシ、レビューやインタビュー記事でおなじみの葛西祝、「電遊奇譚」の藤田祥平が本書で執筆している。

本書の目次を出版元のEle-King Booksのサイトから引用すると、以下のとおり。

  • 序文(田中 “hally” 治久)
  • 第1章 戦争(キュレイター:徳岡正肇)
  • 第2章 インターネットと現代社会(キュレイター:洋ナシ)
  • [コラム]現実の社会や政治を “想像” させるインディーゲームたち(葛西祝)
  • 第3章 歴史(キュレイター:徳岡正肇)
  • 第4章 フェミニズム(キュレイター:櫛引茉莉子)
  • 第5章 LGBTQ+(キュレイター:木津毅)
  • [コラム]インディーゲームにおけるDIY精神とトキシックなコンテンツの関係(今井晋)
  • 第6章 音楽(キュレイター:田中 “hally” 治久)
  • [コラム]インターネットの音楽から影響を受けたインディーゲームの世界観(葛西祝)
  • 第7章 アート(キュレイター:松永伸司)
  • 第8章 アニメ(キュレイター:葛西祝)
  • 第9章 文学(キュレイター:藤田祥平)
  • [コラム]近年のゲームが持つローカル・アイデンティティ──地域性に根ざした多様な表現(徳岡正肇)
  • 索引
  • 執筆者プロフィール

hallyのツイートによると、本書は2021年に発売された『インディ・ゲーム名作選』から続いているものになっているとのこと。前回の書籍は250タイトルが紹介されるガイド本だったが、今回はひとつひとつのタイトルやインディーゲーム文化をより掘り下げた内容になっているのではないかと思われる。

 
『インディ・ゲーム新世紀ディープ・ガイド──ゲームの沼』書影。
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