突如として襲来した異星生命体と“全地球防衛機構軍”(EDF)との戦いを描いたディースリー・パブリッシャーの人気アクションシューティング『地球防衛軍』シリーズ。その最新作となる『地球防衛軍6』(以下、『EDF6』)が、2022年8月の発売から約半年を経て、、待望のDLCミッションパック第1弾“Lost Days”が、2023年3月23日に配信開始された。

 それを記念して、『地球防衛軍』シリーズのプロデューサーの岡島信幸氏へのインタビューを実施。追加ミッションパックを始め、今後の『地球防衛軍6』について伺った。

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岡島信幸(おかじまのぶゆき)

ディースリー・パブリッシャープロデューサー。『地球防衛軍』シリーズ初代作から本作までプロデューサーを務める。

※本インタビューは2023年3月13日に行ったものです。

追加ミッションパックについて

――2022年8月25日の『地球防衛軍6』リリースから約半年後のミッションパック1配信となりましたが、これほど間隔が空いたのは予定通りでしょうか? また、時間がかかった理由などありましたら教えてください。

岡島お待たせしてしまってたいへん恐縮です。もともと大型DLCについては追加ミッションを予定とさせていただきつつ、今後制作されるものとアナウンスさせていただいておりました。このように情報公開を行いつつも、じつはもう作られていて完成している、なんてことが往々にしてあるかもしれませんが、我々は正直者ですので本当に何も作成していませんでした。

 ゲーム本編のアップデートが発売日の直前まで行われており、発売後には不具合やバランス調整などのアップデートを行い、それらがひと段落した後に追加ミッションに着手したのが実情です。そのため相応の時間が必要であった……というのが、正直者が語る正直な真実です。

――今回の内容は『地球防衛軍6』ではなく『地球防衛軍5』の前日譚ということですが、この題材に決まった理由を教えてください。

岡島ご存じの通り『地球防衛軍6』と『地球防衛軍5』は連続し継続しているひとつの物語です。『地球防衛軍6』では『地球防衛軍5』まで遡って戦う物語が何度も描かれています。このループの中でまだ描かれていないエピソードを、追加ミッションとして描くことが、きっとユーザーの皆様に喜んでいただけると判断しました。

 内容について詳しくは申し上げられませんが、きっと抗うことのできない運命が待っていますよ。

『地球防衛軍6』について

――『地球防衛軍6』発売後のファンからの反響はいかがでしょう?

岡島おかげ様で発売以来37万人もの方々にEDFに入隊していただきました。前作『地球防衛軍5』の謎や伏線を回収する凝ったストーリー展開ついても、多くのお客様に好意を持って受け入れていただきました。

 本シリーズで、こんなに物語に注目していただいたのは初めてだと思います。ありがたいことです。ネイカーに身も心も焼かれて困った方や、闇の魔物が苦手という方が多いみたいですね。どちらも高難度ではかなり手ごわいですが、心眼で見ると意外と行けますよ(笑)。

――次回のDLCの内容、配信時期はどのような想定でしょうか?

岡島追加ミッション第2弾を現在制作中です。かなり難しい超エリート隊員向けのミッション集となりそうです。追加ミッションパック1“Lost Days”をやり込んでお待ちいただければ幸いです。もちろん難易度の選択は5段階ありますので、低難度であれはノーマル隊員の方でもお楽しみいただけますよ。

――今後のシリーズの予定(『地球防衛軍7』、『デジボク』のようなスピンオフ作など)何かほのめかせることがあればお願いします! 何もなければ最近の岡島さんがハマっているモノ・コト・食べ物・健康法か何かお書きください。

岡島またこの質問ですね。何度も言いますけど、聞かれても何も言いませんよ!(笑)。私事では、花粉症が辛くてぼーっとします。とにかく目がかゆいです! 今年の花粉はヤヴァい。