生活費稼ぎローグライトアクション『Byte Survivor』発表。所持金0円の少女が電脳空間で暗号通貨を稼ぐ『Vampire Survivors』系ゲーム

 

国内インディーゲーム開発チームminmuu gamesは5月4日、ローグライトアクションゲーム『Byte Survivor』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2025年春に配信予定。

本作は、所持金0円の少女を主人公とするローグライトアクションゲームだ。彼女は、両親が失踪し財産が底をついてしまったことで、暗号通貨のマイニングをするゲーム「バイト」に手を出す。ゲーム内の電脳空間で暗号通貨を獲得し、現実世界での生活費にするためである。


『Byte Survivor』は、『Vampire Survivors』の流れを汲むゲームプレイが採用されているようだ。複数の難易度のステージが用意され、プレイヤーは制限時間内にミッションをクリアすることを目指しつつ、できるだけ多くの資源を集めて現実世界に帰還する。ミッションの内容としては、指定数の敵を倒したり、指定レベルに到達したりなど、さまざまな目標が提示される。

電脳空間のステージでは四方八方から敵の大群が押し寄せるなか、自動で攻撃する武器やアイテムで戦う。そして敵を倒して経験値を入手し、レベルアップするとパワーアップを獲得。体力や攻撃力などのステータスを引き上げたり、獲得経験値をアップさせたり、追加の武器やアイテムを獲得したりできる。パワーアップでは、ただ強さを求めるのではなく効率性を考えることが重要だそうで、上手く選択すると敵を一掃する爽快感と、資源を効率よく収集する充実感の両方を得られるとのこと。


ステージ内にはさまざまなオブジェクトが存在し、そのひとつにライトと呼ばれるものがある。電脳空間はライトの光によって照らされており、暗いエリアでは敵の強さが約3倍になるという。ライトは集めた資源によって強化でき、それによって行動範囲が広がると共に、有利に戦えたりレアアイテムを入手しやすくなったりする仕組みだ。

このほか、電脳空間ではさまざまなアバター(キャラクター)に変身でき、新たなアバターはゲームを進めるなかでアンロックされていく。アバターによって専用武器やステータスに違いがあり、能力にあわせた戦略が可能になるそうだ。そして集めたコインや素材でPCやゲーム内のアイテムを強化しながら、報酬の良い下層のステージを目指し、現実世界での主人公の生活を潤していくこととなる。また、電脳空間を潜った“ソコ”には、何らかの真実が待っているとのこと。


本作の開発元minmuu gamesは、企画・プログラム担当のみんむー氏と、UI・デザイン担当のまんむー氏による国内インディーゲーム開発チーム。本作は、Unityを用いて2023年夏より制作が続けられており、同チームにとってのデビュー作になるとのことだ。

『Byte Survivor』は、PC(Steam)向けに2025年春に配信予定だ。