「ギャラガ」がVRで登場!バンダイナムコが「大量破壊VRシューティング ギャラガフィーバー」をVR ZONE SHINJUKUに導入
多量のギャラガを殲滅し巨大ギャラガを破壊するスリルと爽快感が味わえる
人気ビデオゲームの「ギャラガ」がバンダイナムコエンターテインメントによりVRアクティビティ「大量破壊VRシューティング ギャラガフィーバー」となり、東京・歌舞伎町のVR ZONE SHINJUKUに3月9日お目見えする。向かってくる3000ものギャラガを地上150メートルの場所で迎え撃って殲滅し、天空を覆わんばかりの巨大なギャラガを破壊するミッションに挑む内容で、どれだけ撃っても減らないギャラガに囲まれる恐怖、敵のビームが当たれば終了のスリルを乗り越え、ミッションに成功する爽快感を味わえる。
「CPU処理無視の無謀さが大炸裂したようで、多量のギャラガに周囲を囲まれた時は花火のど真ん中に居るような錯覚に陥り、その圧倒的な臨場感と爽快感には今までにない感動を覚えました」。東京工芸大学芸術学部ゲーム学科教授で、「パックマン」の開発者として知られる岩谷徹さんが寄せたコメントは、「大量破壊VRシューティング ギャラガフィーバー」による体験の凄さを的確に表したものとなっている。
2人1組となって台に上がり、手に銃型のコントローラーを持ち、最新型のVRヘッドマウントディスプレイとなるVIVE Proを装着してもらってプレイヤーが周囲を見渡すと、そこはビル群に囲まれた地上になっている。上を見ると得体の知れない生命体が曲線を描きながら飛んでいる。現れた敏腕科学者マッド博士から地球がギャラガに狙われていると告げられ、今から150メートル上空まで押し上げるので、そこで迫ってくるギャラガをぜんぶ壊せと指令される。
ガチャンと柵が出て、立っている場所がエレベーターとなってグングンと上空へと移動していく。その時には足下が振動し、前から風が吹いて本当に上昇している気になる。到着したらすぐ戦闘。前方から連なるように飛んでくるギャラガを手にした銃で撃っていく。
弾けてキラキラと光を放って消えていくギャラガをキレイだと思っていられるのも始めのうちだけ。すぐさま眼前を埋め尽くすほどに多量のギャラガが押し寄せてくるのを、連射可能なガトリングガンから一気に焼き尽くすレーザーガンへと切り替わっていく銃を操作し撃ちまくる。
ここで気をつけなくてはならないのが、立っている地上150メートルのエレベーターをギャラガが狙っているということ。倒されればそのまま落下してプレイ終了。多量のギャラガの向こう側に浮かんでいる巨大なギャラガがビームを放ってくるため、これも避ける必用がある。1発でも当たればやはりプレイは終了だ。自分が当たってもパートナーが当たっても終わってしまい、復活もないため責任は重大。そうしたスリルを味わった先、視野を覆うように巨大ギャラガが迫ってくるため、今度はロケットランチャーを使って完全破壊を目指す。
足下から衝撃が振動となって伝わり、ビームを避けるために身をかがめる必用もある。ここに多量のギャラガや巨大ギャラガを相手に攻撃し続けるスリルが加わり、プレイを終えたあとは足が疲れからかガクガクになっている。その一方で、ギャラガを倒しきった爽快感は格別で、疲れを押してまた挑戦してみたくなる。
筐体に見覚えがあるのは、同じVR ZONE SHINJUKUでオープン時から稼動していた「ドラゴンボールVR 秘伝かめはめ波」のものを活用しているため。「ドラゴンボールVR」では、かめはめ波を放つために足を踏みしめた際に足下が振動したが、「ギャラガフィーバー」では衝撃を再現するのに振動を利用している。かめはめ波の衝撃を表現した風も、空中やギャラガの攻撃などを体感させるために使っている。同じギミックでも乗せるコンテンツや使うシチュエーションを変えることで、さまざまな仮想体験を作り出せる一例と言えそうだ。
「大量破壊VRシューティング ギャラガフィーバー」はVR ZONE SHINJUKUで提供されているチケットのうちREDチケットでプレイできる。体験は2人で所要時間は8分。対象年齢は7歳以上となっている。アクティビティの詳細はこちらから。