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お約束満載!レトロ風横スクロールロボACT『MECHBLAZE』でとことん“ブンドド”を楽しめ【特集】

発売からなるべく早いプレイレポートをお届けする爆速プレイレポ。今回は、横スクロールロボットアクション『MECHBLAZE』です。

連載・特集 プレイレポート
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最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」となります。

今回は2020年11月7日によりASTRO PORTとHenteko DoujinよりPC向けにリリースされた『MECHBLAZE』について生の内容をお届けしたいと思います。


『MECHBLAZE』とは

さまざまな武器が装備可能なロボットを操り、戦車やロボットなどの兵器と戦う横スクロールアクション。デベロッパーASTRO PORTの作品は「アストロサーガ」と呼ばれる同一世界観で語られる物語で、本作は本作は2015年に発売した『ARMED SEVEN』と同じ時間軸で描かれるもうひとつの物語です。

ゲームは面クリア型で、敵を倒しながら体力回復、兵器パワーアップなどのアイテムを集めながらステージ最後の巨大ボスを倒すのが目的。装備する武器の組み合わせ、武器のアンロック要素、5段階の難易度とハイスコアシステムなど、何度もプレイして己の腕を磨きながら楽しむタイプのアクションゲームです。

一部キャラクターや登場メカなど「アストロサーガ」で共通したものが登場しますが、もちろん本作からプレイしても問題なく楽しく遊べるゲームです。

『MECHBLAZE』の実内容に迫る!

物語の舞台は1989年、人類が12年前に起こった異星からの侵略に勝利した「ゴゴー戦争」を乗り越えて平和と繁栄を迎えようとしていた時代。突如として武装蜂起した秘密結社「ネオローラン党」は戦争時の兵器を復元し、世界を我が物にしようと世界中の重要施設を襲撃しています。

プレイヤーは「超電気科学研究所」が開発した有人戦闘ロボ「SER-28ボストーク」のパイロットとなり、ネオローラン党の野望を打ち砕くための戦いに赴きます。ゲームはまずチュートリアルから始まり、ダッシュやブースターを含む基本的な移動方法、射撃やシールドを使用した戦闘方法を学べます。

射撃は発射角を動かすスーパーファミコンの『重装機兵ヴァルケン』『ガンハザード』のようなシステム。射撃後に角度を変えることでレーザー兵器なら画面を薙ぎ払うような攻撃方法も可能です。また、射撃角度を固定するボタンなども用意されています。

射撃角度固定は2種類から選択可能。

チュートリアルの最後にボスを倒すことで本編がプレイ可能。いよいよ「第二次ローラン戦争」が開始されます。なお、本作でオペレーターを担当する「仲矢ヒロコ」はシリーズ過去作『超電気ロボ バルカイザー』に登場するキャラクターです。

全13種類の武器から自分の最強を見つけ出せ!

プレイヤーはまずボストークに装備する残弾無限のメイン兵装1つ、残弾ありの特殊装備2つの選択を行います。初期状態ではメイン武器は連射力に優れる「アサルトライフル」、範囲攻撃に優れる「ショットガン」が選択可能。特殊装備は誘導ミサイル、レールガン、グレネードランチャーなど6種類で、敵に接近したとき用の近接武器「パイルバンカー」も標準装備されています。

そのほか、ゲーム内容によって開放される武器が4種類用意されています。アンロック条件は公開されており、いずれもプレイしているうちにすべて使用できるようになるくらいの難易度です。なお、ここで選択した武器以外はネオローラン党の収奪を防ぐためすべて破壊されてしまうため、ゲームクリアまで同じ兵装を使用することになります。

ゲームは敵が圧倒的物量のため、必ずひとつは攻撃範囲の広い武器や爆発系武器を持ち込むのがオススメです。個人的には残弾無限のショットガンが使いやすい印象です。初期状態では威力が低く心許ない部分もありますが、ステージ内のパワーアップアイテムを拾うことで非常に頼れる武器に変貌します。

もちろんライフルを使用して正面を突破、上空の敵にはミサイルで対応など自分なりの「かっこいい」を突き詰めたスタイルも可能です。

街から空中まで戦場はさまざま!パワーアップで立ち向かえ

本作のステージは全6面、市街や山岳部での戦闘のほか、飛行ユニットを装着した空中戦ステージも存在。ステージ内には所狭しと敵兵器が登場し、激しい戦闘になるほか回復やパワーアップ、特殊装備の弾薬などのアイテムを積んだ輸送船も登場します。また、ステージによってはコンティニュー時に途中から再開できるチェックポイントも用意されています。

また、ステージによっては左右から迫りくる敵から施設を守るイベントなども存在。敵兵器は基本的にプレイヤーを狙ってくるのですが、早めの処理をしなければ施設を挟む形になり守りきれなくなる場合もあるので要注意です。

敵の兵器にはレーザー兵器や炸裂弾などの装備を持っている強敵も存在。攻撃を防げるシールドもゲージ制になっており、ある程度ダメージを食らうと使用不可能になるので要注意です。なお、回復アイテムを取得すると機体のライフとともにシールドゲージもある程度回復します。

パワーアップアイテムは取得することで持っている武器を4段階まで強化可能ですが、ダメージを受けることでパワーアップゲージが減少。すべての武器が最大時にパワーアップアイテムを取ると一定時間超強力な効果になる「MAXIMUM」モードになります。序盤のパワーアップをメイン武器の安定強化に使用するか、特殊装備を必殺兵器にするかはプレイヤーの自由です。

もちろんラストには巨大兵器が登場!
このロボは『バルカイザー』に登場した「地底ロボ ネジリンガー」ですね。

すべての「お約束」が気持ちいい!

本作の開発であるASTRO PORTはこれまでもスーパーロボットシューティング『超電気ロボ バルカイザー』、重厚な世界のリアルロボットアクション『GIGANTIC ARMY』などさまざまな作品を制作。「アストロサーガ」のもと、長年に渡ってロボット作品を作り続けている老舗デベロッパーです。

本作はプレイヤーが地球防衛軍(TDF)協力のもと戦う設定のため、ステージの各所で仲間機体や兵器が登場。彼らとともに戦いつつも、ボス戦前にはイベントが発生してひとりで戦うことになる展開が多く待ち受けています。一部のボスは「やったか!?」と思った状況で変形するなど、ゲームやアニメのいわゆる「お約束展開」を守っているのが非常に心地よく感じられます。

敵組織が操る大量の兵器に対し、ほぼ単体で限られた装備を使用しながら戦うのはまさしくレトロゲーム時代から続くアクションゲームの系譜。一切セリフのない主人公は、プレイヤーこそが主役なのだというメッセージ性を感じさせます。


ここまで紹介してきた『MECHBLAZE』ですが、レトロスタイルのアクションゲームとして非常にやりごたえのある作品です。ロボット作品としての「お約束展開」は非常に盛り上がるもので、「アストロサーガ」シリーズ経験者だけでなく、本作からプレイするユーザーでも十分楽しめるゲームとして完成されています。

武器のアンロックは非常に簡単なため、プレイヤーが早い段階ですべての選択肢がプレイ可能になるのは嬉しい部分。ノーマル難易度をクリアしたときに「ハードからが本番」とのメッセージが出るように、本作はやり込んでどこまでハイスコアに挑戦できるかの作品でもあります。

「ほぼ一体のロボットで強大な敵組織に立ち向かう」「ロボットにはローラーダッシュがなきゃ!」などロボットゲームにこだわりのある人には是非おすすめの作品です!

この見た目でローラーダッシュ射撃が出来なきゃウソですよね。
射撃固定すれば撃ちながらバックダッシュも可能!

この腕は……?

タイトル:MECHBLAZE
対応機種:
Steam
記事におけるプレイ機種:PC
発売日:2020年11月7日
記事執筆時の著者プレイ時間:2時間
価格:980円

《Mr.Katoh》

酒と雑学をこよなく愛するゲーマー Mr.Katoh

サイドクエストに手を染めて本編がなかなか進まない系。ゲーマー幼少時から親の蔵書の影響でオカルト・都市伝説系に強い興味を持つほか、大学で民俗学を学ぶ。ライター活動以前にはリカーショップ店長経験があり、酒にも詳しい。好きなゲームジャンルはサバイバル、経営シミュレーション、育成シミュレーション、野球ゲームなど。日々のニュース記事だけでなく、ゲームのレビューや趣味や経歴を活かした特集記事なども掲載中。

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