気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Chute Apps開発、PC/Mac/Linux向けに2月4日に正式リリースされたローグライトタワーディフェンスシューター『Rogue Star Rescue』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は激しい弾幕が特徴のローグライトタワーディフェンスシューター。スムーズなアクション要素、やりがいのある難易度、複雑でエキサイティングなストーリーが特徴です。オンラインでは最大4人、ローカルでは最大2人の協力プレイにも対応。日本語には対応していますが、開発者によると、より翻訳の精度を高めて日本人プレイヤーに最高の体験をしてもらいたいため、お手伝いできる方はDiscordに連絡して欲しいとのことです。『Rogue Star Rescue』は、1,520円で配信中。

――まずは自己紹介をお願いします。Chute Apps私たちはカナダのゲーム開発スタジオです。新しいタイプのローグライトシューターである本作を作ることは、私たちが長い間抱いていた夢でした。弾幕シューターを次のレベルに押し上げるようなゲームを作りたいと思い続け、ついにできた!と胸を張って言えます。――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?Chute Apps本作の開発は3年前に始まりました。プログラミングはCarl Chute一人ですべて行われ、彼が本プロジェクトの中心となり、コミュニティからのフィードバックを基に絶え間なくアップデートを続けてきました。私たちのチームは彼の他に、ドット絵担当、作曲担当、プロデューサーがいます。本作を私たちが思い描く最高のゲームにするため、私たち全員が自分たちの持っている最大限のスキルを持ち寄ったのです。――本作の特徴を教えてください。Chute Apps本作を他のゲームと最も異なるものにしているのは、ジャンルがミックスされているという点でしょう。弾幕の狂気とタワーディフェンスのストラテジー要素が組み合わさり、まったく新しいシューターに仕上がっています。また、本作は同ジャンルの他の作品と比べ、直線的(リニア)ではありません。プレイヤーは次に向かう惑星を選択でき、さらに選択できる惑星はプレイヤーの実力に左右されます。これにより、32のエンディングに分岐するのです。このアイデアは『スターフォックス64』からいただきました。このシステムにより、何度も違ったプレイをしたくなるということに驚かされたからです。ビジュアル面では、ありがちなダークなダンジョンっぽいテーマを踏襲したいとは思いませんでした。代わりにもっと種類が豊富で、明るく、馴染みやすいレベルデザインにしようと思ったのです。読者の皆さんの中にも、メガドライブで初めて『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』を遊んだときのことを覚えている人もいるかもしれませんが、あの色鮮やかさを可能な限り再現したいと思いました。そして何より、本作にはオンライン協力プレイとローカル協力プレイが搭載されています。友達と一緒に遊ぶことでまったく違う楽しさを体験できますので、ぜひ皆さんにも試してみていただきたいです。



本連載は、リリース直後のインディーデベロッパーにメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に300を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。
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