セガは過去のゲームのリメイクやスピンオフ作品を今年度に複数計画中

これから2023年3月までに計13タイトルが控える

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セガにとってこの数年は苦しいものだった。コロナ禍の影響もあり、同社はすでに衰退しつつあったゲームセンター事業からの撤退を余儀なくされた。昨年来、同社は自社の事業を長期にわたって持続できるように、戦略の変更に取り組んでいる。だがセガの往年のゲームファンにとって良い報せがあるとすれば、それは昔のIPのリメイクやリマスターが増えるということだろう。

セガは投資家向けの決算プレゼンテーションで、2022年4月~2023年3月の現会計年度中の計画の概要を説明した。この計画には、セガが「リメイク/リマスター、スピンオフ/モチーフ変更」を検討しているという「複数のタイトル」が含まれている。

この表現は漠然としたものだが、セガは昨年度からいくつかわかりやすい例を提示している。『ソニックカラーズ アルティメット』、『たべごろ!スーパーモンキーボール 1&2リメイク』、『LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶』といったタイトルを想像するとわかりやすい。同社はこのカテゴリーに関して、合計約400万本だった昨年度から500万本にまで売上を伸ばしたいと考えているようだ。

また、昨年度の7タイトルから、今年度には完全新作を含めて13タイトルにまで増やしたい考えだ。『ソニックフロンティア』、『ソニックオリジンズ』、『ソウルハッカーズ2』、『Endless Dungeon』、『Two Point Campus』がすでに発表されており、先月Switch版が発売された『十三機兵防衛圏』も合計に数えられている可能性がある。それでも現時点では未発表の作品が7タイトル存在することになり、リメイクやリマスター作品が複数ある可能性を示している。

では、リメイクされるのはどのタイトルだろうか? 予想するのは困難だが、1年前のセガのプレゼンテーションにいくらかの手がかりがある。新戦略の発表に際して、セガはリマスターまたはリメイク、リブート(すでにリメイクやリマスターが作られた複数のタイトルを含む)を作る可能性のある過去のIPを大量にリストアップしていた。リストは以下の通り。

  • 「クレイジータクシー」
  • 「ジェットセットラジオ」
  • 「スペースチャンネル5」
  • 「Rez」
  • 「パンツァードラグーン」
  • 「NiGHTS」
  • 「忍」
  • 「バーチャファイター」
  • 「獣王記」
  • 「ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド」
  • 「ベア・ナックル」
  • 「ソウルハッカーズ」

昨年時点でセガが模索していたアイデアだというだけで、このリストからゲームが作られる保証はない。それでもなお、セガが今後数年の成長戦略の一環として、過去の名作ゲームを活用したい考えだというのは、良いニュースには違いない。「スペースチャンネル5」の続報が来るように祈ろう。

※本記事はIGNの英語記事にもとづいて作成されています。

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