Xboxプラットフォーム版の「Antstream Arcade」が7月21日に配信開始。プレステやゲームボーイのゲームも遊べる

　イギリスのAntstreamは，「Antstream Arcade」のXbox One / Xbox Series X|S版を7月21日にリリースすると発表した。Microsoft StoreではLifetime Pass Editionの予約受付が開始されていて，価格は1万1200円。

※2023年7月21日13：43頃追記：
　記事掲載後，国内向けMicrosoft StoreでのLifetime Pass Editionの予約販売が停止されたため，現在は購入不可となっています。

　Antstream Arcadeは2018年にリリースされたPC/Mac/Android向けのゲームストリーミングサービスで，当初は月額制だったが現在は基本無料となっている。記事掲載時点では1300本以上のタイトルが配信されており，元のプラットフォームはアーケード，Sega Genesis（北米版メガドライブ），Nintendo Entertainment System（北米版ファミリーコンピュータ），PlayStation，Atari Jaguarなど19種類だ。


　正直なところ，ラインナップはAmigaやZX SpectrumといったレトロPCに偏っていて，PlayStationやゲームボーイのソフトは一握りしかない。ただし，「ボスコニアン」や「エスプガルーダ」などの家庭用移植が希なアーケードゲームや，一部で有名なSega Genesisの非正規ソフト「Magic Girl」，クソゲーとして名高いSega Genesis版「Sword of Sodan」（普通に遊べるAmiga版も）などが配信されているのは注目すべきポイントだ。


　なお，Antstream ArcadeはSteam版のリリースも予定されているが，こちらのリリースは未定となっている（PC版クライアントは公式サイトからダウンロード可能）。

Microsoft Storeの「Antstream Arcade」製品ページ

「Antstream Arcade」 公式サイト